9月18日 リスボン移動日、オビドス観光

 本日で旅行もほぼ折り返し地点、最終目的地リスボンへの移動日であるが途中のオビドスを観光してから向かう。
 オビドスへの列車は11時頃なので朝食の後はしばし町の中を散策する。
 朝のナザレの町は昨日まで喧噪が嘘の様に静まりかえり、通りを歩いている人もそんなにいない。
 海岸線を一回りした後はナザレ後方の高台であるペルネイラ地区まで足を延ばしてみる。
 途中黒い民族衣装(確か黒は未亡人だったかな?)のおばさんたちと結構すれ違いながら高台の上ミゼルコルディア教会を覗いてホテルに戻る。

 荷物を確認してチェックアウトするが電話代の請求にちょっとびっくり。
貯まっていたメールのダウンロードやホームページの送信など結構使ってはいたが、3800エスクードも電話代で取られるとは思ってもみなかった。

 タクシーで駅まで送ってもらうが発車まで時間があるので近くのパラステリアで飲み物でも飲んでいるとテレビでオリンピックの水泳を流していた。
ちょうど日本の選手がでているのでがんばって欲しいと思っていたが全然振るわずがっかりだ。
 乗車した列車は昨日と同じ気動車で途中のカンダス・ダ・ライーニャで乗り換えて12時頃オビドスに到着する。
 ガイドブックによると駅裏の細い階段を上がると近道と書いてあり、そのままが進むが獣道に毛が生えた程度で歩きやすい靴でないとちょっと辛そうだ。
 有名なポウサーダのある門から城壁内に入ると、窓辺が花で飾られたかわいい町並みが現れた。
 とりあえずインフォメーションで荷物を預かってもらおうと思って直行するが閉まっている。
 参ったなあ、重い荷物を持ったままでは城壁の上に上がるのは厳しいなと思いつつ、町を縦断して反対側の出口まで行ってみると、城壁の外に小さなイン フォメーションがあった。
 だめもとで頼んで見ると本来なら城壁内のインフォメーションで預かってここではやらないけど、閉まっているから特別だよと預かってくれた。
 丁重にお礼を言いチップを渡し、城内に戻ってから簡単な食事をとる。
 食事の後は、城壁の上を一周してみるが、結構高さがあるくせに柵とかのたぐいは一切無い。見てもいいけど、落っこても知らないもんねということか。
 城壁の上は通路の幅も狭く、人とすれ違うのも一苦労だ。
 でも高台にある町のせいか見晴らしはよく、清々しい風がふいているおかけで、とても気持ちよい。
 写真を撮りながら城壁の周りを一週し、途中景色の良いところで腰掛けて30分ほど風景を眺めていた。
でも日差しがつよいので結構日焼けしたなあ。
 後は、再度城壁の下におりて、市立博物館、サンタ・マリア教会を見た後インフォメーションで荷物を受け取り、オビドス駅にもどる。
 1日中歩いているせいか、行きに通った階段がやけに堪える。
 駅に戻ると有人駅かと思ったらオビドス駅はアズレージョの工房となっており、中では3人女性が絵付けをしていた。
 表から邪魔にならないよう覗かせてもらうが、そのうちの1人と目が合うと中に入ってくれば?という仕草をしたが、邪魔をするのも何なのでお礼だけ言ってホームに戻る事にする。
 ホームの時刻表を見てると、乗換駅のカセンからリスボンの長距離列車の発着するサンタ・アポローニャに向かう列車が接続するらしいので、まだ行っていない事もあり、サンタ・アポローニャまで足を延ばすことにする。(本当は途中をショートカットして市内に入るロシオ駅のほうが宿にも近くて、時間も早いのでいいのだが。)
 オビドスを16時過ぎの快速で後にすると後はリスボンまで1直線、約1時間ほど列車に揺られシントラ線との乗換駅カセンで予定通りの列車に乗り換えるが、何か行き先の表示違うような?まあ違っていれば戻ればいいや、どうせ列車の本数も多いことだしとタカをくくって列車に乗り込む。
 時刻通り発車した列車の車窓の様子と路線の記憶を照らし合わせると、サンタ・アポローニャ方面に向かっているのは間違い無いと安心していたら途中のエントレ・カンポ駅で終点になってしまった。
 アレ?サンタ・アポローニャまで行かないの?なんだ、あのいいかげんな時刻表は?責任者出てこい!!
 駅の案内を見てもそれらしき列車が表示されないので仕方なく地下鉄でホテルの最寄り駅、バイシャ・シアードに向かう。
地下鉄は確か去年来たとき一回の乗車賃は100エスクードだったな、などと思い出しながら切符売場に行くと300エスクードに値上がりしてた。
 一瞬記憶違いだったかなと思ったがガイドブックにもしっかり100エスクードと書いてある。
 いきなり300%の値上げとはどうゆう了見だと憤慨しながらも他に手段がないのでしぶしぶ購入する。
 途中2回乗り換えて18:30頃バイシャ・シアードに無事到着。ここから宿まではすぐ目と鼻の先だ。
 リスボンでの宿は去年泊まったインスラーナで、バイシャ地区のど真ん中のため非常に交通の便が良いのと、スタッフの人たちが気さくで親切だったことから気に入っている宿である。
 ここだけは旅行社やインターネットで手配できないので、自分でFAXを送って予約していた。
でもちゃんと予約できてるかちょっと心配だったが、無事予約できていた。
 荷物を宿に置いて、とりあえず街に出ると、相変わらず元気に市電が走っているなあ。
 フィゲイラ広場に行くと、ちょうど12系統の市電が到着したところだった。
 ちょっと一回りするのにはちょうど良いので乗り込み切符を買うと、160エスクードの筈がこちらも5エスクードほど値上がりしてた。
 なんだよ市電も値上げか?世知辛い世の中だなあなどと思いつつも、1年ぶりの市電の乗車に期待が高まる。
 市電に揺られ、狭い路地の通過を楽しんだ後は、ポルタス・ド・ソル広場で降りて、サンタルジア展望台から夜景を撮る。
しばし夜景を楽しんだ後は徒歩でバイシャに戻り、ホテル近くのレストランでアサリのニンニク炒めを頼み夕食とする。でもやっぱりリスボンの物価は他より高いなあ。
食後は、ホテルに戻りメールのやりとりを済ますと疲れたので、即就寝する。