2004年9月27日 1日目 福岡→Munchen移動

注) 本ページは妻の検閲を受けていないため、予告なしに内容が改変されることが有ります。(笑)

 福岡→成田  JL3052

 この日はいつもの成田接続便に搭乗するため、前日式を挙げたホテル日航福岡を5:45に出発する。
 日航に泊まっていたのは結婚式の特典のためで、正直自宅の方が空港には近いので、せっかくのホテルも朝早くに出発しなければならずちょっともったいなかったかも。

 ちなみに日航で式を挙げたのは、純粋にチャペルが気に入ったからで、JALカード会員は特典マイルが付くとか、カード払いができてマイルが貯まるからと言う理由では断じてない!!

 ホテルからはタクシーで10分強で空港に到着。
JALの国際線乗り継ぎカウンターはすでに開いていて、結構な人数が並んでいる。
 しばらく待った後、成田までの搭乗手続きと荷物を預ける。
今回は直前の予定変更のため、成田から先はブリティッシュ・エアウェイを利用しており、ロンドン経由でドイツ入りとなる。
こちらの希望としてはルフトハンザの方が時間を有効に利用できるのでそちらにしたかったのだが、帰りの便が満席のため、かろうじて空いていたBAのチケットを押さえていた。
 荷物の方はミュンヘンまでスルーで行くとのことだが、預けてからヒースロー空港はロストバゲッジの名所であることを思い出した。
 とりあえずちょっと不安では有るが、まあどうにかなるでしょう。

 チェックイン後は空港内のレストランで腹ごしらえしてしてから、7時過ぎのJALで成田へ向かう。
 今回の機材はここのところこれしか乗ってないぞ思うほど頻繁に搭乗しているB777であった。
 機内では特にすることもなく、昨日の式までのドタバタで疲れていたのか、二人とも適当に居眠りしていた頃に、成田の第2滑走路に無事到着。
 成田では2時間の接続で、ロンドン行きのBA6便に搭乗する。
 BAのためターミナルは第一となるが、第一ターミナルは2003年5月のコンコルド搭乗旅行以来である。
 あまり時間もないことから搭乗手続きを済ませた後はセキュリティチェック、出国審査を済ませ免税店で道中のタバコを仕入れてから15番ゲートに向かう。
成田→London  BA006便 

 いつもはヨーロッパ内でお世話になっているBAだが、成田から搭乗するのは実は初めてで、何となく座席の間隔が狭そうと言う印象があったが案の定窮屈な座席であった。
 ただラッキーだったのは、特に指定したわけではなかったが、一番最後方の窓側2列の席だったため、我々だけで他の人に気兼ねしないで行けるのは非常に助かる。
 機内はほぼ満員で、窓側に私が座り妻は通路側でロンドンへ向かう。

 機内ではする事もないので、妻は映画鑑賞に私はパソコンをいじくりながら過ごすが、適当なところでお休みタイムとなる。
 座席の間隔については閉口のBAであったが、ヘッドレストには一工夫がされており、首をちゃんと支えてくれることから睡眠のために持ち込んだU字枕も出番なしだ。
 適当に免税品のカタログを見ているとコンコルドのキーホルダーが有ったことから、妻におねだりして帰りの便で購入させてもらうことにする。
 途中の風景はずっと曇っていたこともあり大して写真を撮る気にもならなかったが、フィンランド上空で少し晴れ間があり、下界の風景を見ることができた。
  
 
 ロンドにはほぼ定刻の現地時間の15時過ぎに無事到着した。
 ヒースローの空港内にはBAのコンコルドが展示されており、去年のオーストリアの帰りに見た時以来の対面となった。
 乗り継ぎのミュンヘン行きまでの乗り継ぎ時間はなんと5時間もある。
 どうやって時間をつぶすかと思案のしどころだが、ヒースロー空港は免税店が充実していることから適当に覗いて暇つぶししようと思ったが、その前にやらなければならないことがあった。
 本日のミュンヘン到着は23時過ぎで、空港からホテルまで1時間かかることとから、ホテルに電話して部屋を確保して置いてもらわないといけないのだ。
 本来ならば予約時に到着時刻を連絡しておくのだが、JALで行く予定のまま変更の連絡をしていなかったので、ここで連絡をしておかないとキャンセルされてしまう可能性が高い。
 それにミュンヘンはオクトーバーフェスタの期間中であるため、キャンセルされたら路頭に迷うのは必至である。
(以前にもこんな事が有ったような?)
 公衆電話を前に国際電話の掛け方の説明書きを必死になって読むが、どうも要領を得ない。
 今年の3月に趣味で英文学科を卒業したばかりの妻もイマイチ良くやり方が理解できないようだ。
 とりあえずカードでかけられそうだと言うことと、交換台みたいなところを通さないといけないらしいのでかけてみるが、相手の言っていることが全く理解できない。
 情けないが妻の助けを借りてと思ったが、妻も相手の言っていることが完全には理解できないようだ。
 さて困ったところだが、妻の提案で近くのBAのサービスカウンターでかけ方を教わり、何とかミュンヘンのホテルに連絡つけることができた。
 正直海外で電話するのはものすごくエネルギーを消耗する気がする。(前日の結婚式での挨拶のほうがよっぽど気が楽だった。)

 連絡がつけば後は特にすることもないので免税店を覗いて回るが、さすがに来たばかりのためか妻も買い物にスパークする気は無いらしい。
 ただ化粧品が不足しているらしくアイシャドウを買っていたが、特に有名ブランドでない物を選んでいたのでちょっと拍子抜けだ。
 てっきりランコムとかを買うと思っていたのに、妻の話では化粧品は高ければ良いという物ではないらしい。

 ちょっとした買い物もすぐに終了し、後は構内のカフェでお茶をしたあとはひたすらベンチに腰掛けて時間をつぶすが、出発時間が近づいてもなかなかゲートがどこか表示されずちょっとやきもきする。
 19時30分過ぎにやっと28番ゲートの表示が出たが、待っていた場所からはかなり離れており、到着するまで途中のセキュリティチェックも含めて15分位かかった気がする。


LondonMunchen BA956便

 ロンドンからはA320でミュンヘンを目指すが、出発時刻の20時過ぎは日本時間で朝4時である。
 二人とも機内に入り席に着くなりほとんど爆睡状態で、離陸時と食事で起こされた意外はほとんど眠ったままであった。
 途中のハプニングとして私がヒースローで買い込んだボテチの袋が気圧の関係でパンパンふくらんでおり、ちょっとした拍子に「ポン」と言う音と共にふくろが破けてしまった。
 その音にアテンダントが一瞬テロか?と表情を堅くしたが、こちらの方は完全に寝ぼけモードだったため、とっさになにが起こったか理解できず、ボーとしていたら隣の人が事情を説明してくれた。
 その後も二人は居眠りを続け、次に起きたときはミュンヘンへの着陸の時であった。
 ただミュンヘンの着陸は全く接地した瞬間の衝撃が無く、いきなりゆっくり揺れだしたのでなにごと思ったら、もう滑走路上を減速していた。
 結局二人とも乗り込んだときからリクライニングもせず、ほぼ2時間眠りこけていた計算になる訳か。

 ミュンヘンでの入国審査は私のヒアリング能力に問題があり、情けないことにまた妻の助け船で何とか切り抜け、ホテルがある中央駅まで地下鉄移動。
 キップの買い方は何とかなったが、手持ちのユーロは比較的高額の紙幣のため、機械が受け付けてくれず、やむなくカードで購入する。
 ホームに降りると電車は入線しており、夜も遅いことから適当に人がいる車両に席を確保する。
 空港から中央駅まではおよそ50分、途中睡魔と格闘しながら何とか無事に中央駅に到着し、駅前のホテルにチェックイン。
 部屋に入ったのは24時30分頃、日本は朝の7時30分だから本日の移動時間は24時間を楽勝で超えている。
 さすがに二人とも疲れたので、荷物も適当に置いたままさっさと就寝する事にした。
 しかし今日の移動は本当にきつかった・・・・