海外モバイル・台湾編


 2度目の海外モバイル結果報告。

1.台湾、電話、電力事情

 台湾の電気は日本と同じ100V60Hzでコンセントの形状も日本とまったく同じなので、電化製品を使う上での問題点はまったく有りません。
モジェラージャックもRJ-11なので、変換アダプターも必要なし。
モバイルを行なう環境としては、国内にいるのとまったく変わり無く、海外モバイルとしては一番難易度が低いのでは?

 旅行では3箇所のホテルに宿泊しましたが、すべての宿でネットに接続は可能でした。(1回だけ電話の故障で接続できない場面もありましたが)
ただ、阿里山の青山別館だけは、モジェラージャックに接続してもダイヤルできなかったため、音響カプラーで対応しています。
(トーン、パルスの設定ミスでは無く原因は不明。)


2.使用プロバイダ
使用プロバイダは前回に引き続きGricを利用。
 ノートパソコンを導入したためダイヤラーが使用でき、以前の様に特別に設定する必要がなくなりかなり接続が楽になりました。

3.今回新規導入ツール
今回のためというわけではないですが、最近導入されたツールについて。

・ノートパソコン
 元来デスクトップ派だった私ですが、海外での使用およびデジカメのデータ用母艦として導入しました。
デジカメの画像をメールに載せる際も、ポルトガルの時のようにCEマシンでは画像の加工ができなかったのですが、画像編集用ソフトをインストールしてあるのですべて編集が可能となってます。
 
昨年導入し、冬の間はコタツ専用マシンとなってましたが、今回初期の目的を果たし海外に持っていきました。

VAIO PCG C-1S
 ちょうどモデル末期だったこともあり、結構安く手に入れられましたが、さすがにスペック上では少々見劣りします。
実用上は特に不満無しですが、ハードティスクの容量がもう少しあると助かったかも。
標準バッテリーでは、稼働時間が1時間に満たないため大容量バッテリーを導入しています。








・音響カプラー

 昨年のリスボンでの敗戦を機に導入に踏み切った最終兵器。(電話線が壁に直結されているダイヤル電話だったんで手も足も出ず。)
 電話線さえあれば通信が可能となり、モジェラージャックの無い場合や、壁へ電話線が直接埋め込まれても問題になりません。
通信速度は最高で28800bpsで速度的には結構きついものがありますが、メールの受信程度ではそれほどストレスを感じることは有りません。

 ダイヤルするときは手動で電話をかけてタイミングを計って接続させるため、ちょっとしたコツが必要となっています。
1回で必ず接続できるとは限らないので、つながった際はすべての用件を済ますようにする必要が有ります。
今回も1度だけ出番がありました。
秋葉原のイケショップモバイルで購入  約12000円


4.反省点
一応必要なときにネットに接続はできたのですが、いかんせん荷物が重かったということが最大の問題点ではないでしようか。
4泊5日の旅行で荷物11kg以上になるのはちょっと不自然でしょう。
おかげで行動が制限されるなど、弊害が出ています。
次回の旅行では、荷物の厳選を計って軽量化したいとこです。