ちょうど撮影を終えるとお昼過ぎだったので、橋のたもとにTwo Bridgesというパブが有ったので、昼食をとることにする。
メニューを見ると、カレーが有ったのでイギリスのカレーはどんなものか興味があったので頼んでみる。
出てきたのは、チキンカレーでライスとサラダがついていた。
ライスはインデイカ米のため、それほど日本人の口にあわないみたいだが、カレーはなかなかいけるので、久しぶりにまともな食事にありつけたと安堵する。
このパブは鉄橋が見える絶好の位置に建っており、食事しながら行き交う列車を眺めるのもまた格別であった。
元来た道を戻り、駅に戻ると丁度橋を渡る列車が来たので、再度鉄橋を渡り、北岸のInverkething降りてエジンバラに引き返す事にする。
 
エジンバラに1時過ぎに到着、駅前に出るとどこからかバグパイプの音色が聞こえてきたので、音の方に行くスコットランドの民族衣装に身を包んだバグパイプ吹きがいた。観光用だろうが、やっぱり珍しいので、チップを払い写真を撮らしてもらう。
しかし、この寒空にスカートは寒そうだ、膝のあたりが霜焼けみたいになっていたけど、、、
さて、エジンバラ城に行くにはと考えていたら、観光用の循環バスがちょうど来たので乗り込むと今日はあんまり残り時間か無いからと1日限りのチケットを明日も使える用にと翌日の日付で売ってくれた。こういった所の融通が利くのは、とてもありがたい。
バスの観光案内は日本語もあるので、あまり予備知識がなかったことからとて助かる。
だいたい街の中の位置関係がつかめたころに城の近くに差し掛かったので、エジンバラ場を覗いてみることにしよう。
 
ホリールード宮殿から続くロイヤルマイルをしばし歩くと、エジンバラ城の正面に到着したが、入場無料のはずが、有料であった。
別に無料じゃなければ入らない訳ではないが、結構いい値段だな。
入り口脇で解説用のガイドを借りて、上にあがっていくが、今まで見てきた城とちょっと赴きが違い、城と言うより要塞に近いような印象を受ける。しかし城の外周部は高台にあるため眺めが最高だ。先ほど写真を撮っていたフォース鉄道橋も一部ではあるが望むことができる。
城内を1通り見終わる頃には、かなり日も暮れて来たが、まだ3時過ぎだ。
直接ホテルに行くにはちょっと早すぎるので、しつこいようだが、もう一度フォース鉄道橋まで行って戻ってくるか。
各駅停車で北岸のInverkethingまでいくが、帰りの列車がなかなか到着しない。
日もとっぷり暮れて、寒空のした待っていると、他の乗客の中に民族衣装のスカートをはいた男性がいた。民族衣装のスカートはもう一般的では無いのかと思っていたそうゆうわけでも無いようだ。でも冬場には辛いと思うが、、、、、正装の場合には下着も何も着ないはずだし、、、
Inverkethingで約30分待ったのち、ロンドン行きのHST125が到着したので乗り込むと車内のほとんどの座席が予約席となっていた。
別に5駅程度なので立っていても問題ないが、座席予約の紙が差し込まれていたので、どこからか確認するとエジンバラまではこないので座らせてもらうことにしよう。(注:イギリスでは、予約席には予約されている区間が書かれた紙が座席に挟まれているので、区間外なら座ってもよいのである。)
5時過ぎにエジンバラ駅に到着し、荷物を受け取ってからタクシーでホテルに移動する。
本日の宿はホリデーインガーデンコートで駅から結構離れているが、エジンバラのホテルがなかなか取れなかったため文句を言っていられない。
でもこのホテル、造りも今までの安宿と違い、部屋の広さと設備は今回の旅行で最高だし、フロントで応対してくれた係りの女性は線の細い感じが印象的なものすごい美人であったのでポイントが高いなと思ったのもつかの間、なぜか部屋の電話が使えない。
故障かと思いフロントに聞くと、今日は使えないのでロビーの公衆電話を使ってくれとのことだった。
メールのやりとりをしたかったのだが、こんなところで店を広げるのも何なので、今日はあきらめよう。
しかし、せっかく先ほど高得点を付けたこのホテルもこれだけで大減点だ。 もっともこんなことで、文句を言うのも私くらいかな?
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