タナーレン駅と送ってもらったタクシー |
本日の起床は7時過ぎで、10時過ぎの列車でノーンカイに向かう。
ホテルで朝食を取り、8時30分にはチェックアウトを済ませ、タクシーを呼んでもらって、タナーレン駅に向かう。
本日の天候はあいにくのにわか雨で、天気が良ければタクシーではなく、トゥクトゥクで行こうと思っていたが、雨の中のトゥクトゥクはずぶ濡れになりそうなので、値段が高いタクシーにした。
やって来たタクシーはハイエースで、順調に国道を走り 9時過ぎには無事ターナーレン駅に到着。
列車の方はまだノーンカイを出発する時間ではないので、当然駅にはほとんど人がおらず、到着口のあたりににタクシーがお客を待っている程度だ。
駅の正面入口から内部に入ると、切符売り場は開いているようだが、出国審査のブースにはまだ誰もいない。
出発まで1時間有るので、適当に雨が上がるのを見計らって周辺の写真などを撮って過ごす。
適当なところで窓口で乗車券を購入するが、余っていたラオスキップを使えるか確認したところ、キップでも問題なく購入できた。
ついでに出国審査は何時から始まるのか確認すると、11時からとのことである。
手持ちの時刻表では10時25分発となっているので、何かの聞き間違いだろうとしかこの時は思わなかった。
10時を過ぎる頃に遠くからタイフォンの音が聞こえてきたので、とりあえず到着する列車を駅前の道路から撮影するが、柵が邪魔していいアングルは確保できなかった。
タイからの列車の方も無事到着し、入国客がホームから徐々に消えていくが、相変わらず出国審査の方は開く様子がない。
出発時刻まで15分程度のはずなので、列車の乗務員に手続きが出来ないことを相談すると、わざわざ入国審査のブースまで、言って係員を呼んできてくれた。
なかなか偉そうな年配の管理官がブースに入り、いろいろと準備を済ませてやっとこちらの出国審査を受け付けてくれた。
どうもこの列車で本日出国するのは私一人のようで、他には列車に乗るように人は全く見られない。
審査も済ませ、切符も有ることから早速保税エリアに入り列車に乗り込むが、そろそろ出発時刻だというのに、運転手は車内のロングシートに寝そべって休憩している。
先ほどの乗務員も建物内に入って戻ってくる様子がない。
何かおかしいと思い、改めて見た切符には出発時刻が11時15分と書いてあった。
ここで窓口の職員が出国審査は11時からとの回答に納得したが、タイ国鉄のホームページに記載されている時刻表が違っているとは困りものだ。
出発まで十分な時間があることから、再度構内の写真を撮ったり、一度駅の外に出て、一服したりしながら発車時間になるのをのんびり待たせてもらうことにしよう。
列車は定刻で、タナーレン駅を出発したが、結局出国審査を済ませて乗車したのは、私一人のみで、その他の乗客はタイ国鉄のラオス人女性職員の一団4名だけのようだ。
女性職員の一団は首からラオス国旗の入ったIDカードを下げているだけで、審査審査も検札も関係無いようで車内で検札をされたのは私一人だけのようだ。
もともとこの列車でタイ側に入ってもバンコク行きの接続列車はないので、通常は夕方の列車を利用するのであろう。 |