ビンゲン移動 |
オーバーヴェーゼル駅 |
本日の起床時間も1時30分と完全に時差ボケの調整に失敗しているが、本日で帰国なので却ってその方が良いので気にしない。
本日のフライトは19時過ぎのJL408便なので、夕方までに空港に到着すればよいので気が楽だ。
もともと本日の予定はリューデスハイムを軽く見てから、フランクフルト市内でお土産を買う程度しか考えていない。
3時頃外に喫煙に行くと、天気はあいにくの小雨のようだ。
日中は晴れて欲しいが、こればかりはしょうがない。
一応DBのサイトでリューデスハイム駅にコインロッカーがあるのか確認したところ、そのような設備は無いようだ。
今日は全装備を持っての移動となりそうなので、キャリーカートもリュックモードにして、全装備を担いで動く必要がありそう。
食事は昨日に引き続き7時からなので、事前に荷物をまとめて食後はすぐにチェックアウトできるようにしておく。
7時と同時に食堂に向かい、昨日と同じメニューの朝食を食べたら、適当なところでチェックアウトさせてもらう。
チェックアウト後は駅に向かうが、天気の方はあいにくの小雨となっている。
傘を差すほどではないが、1日中こんな天気だとさすがにちょっと厳しそう。
駅までブラブラ歩いて、8時前には到着。
列車は8時20分頃なので、駅周囲の写真を撮って過ごす。
ホームの方は最初は大して人がいなかったものの、発車時刻が近づくと通学の中学生くらいの団体がやってきてホームは結構混雑している。
結局列車は20分遅れて到着したが、通勤通学時間帯なので結構混雑しており、ト゜ア脇の補助席にすわり、次の目的地ビンゲンに向かう。
ビンゲン到着は9時過ぎで、ここからリューデスハイムはライン川の対岸だ。
当初の予定通りなら9時の渡し船に乗れるところだったが列車が遅れたので川沿いに出ると出発したばかりのようだ。
調べた限りでは30分後に次の船が出るので、慌てなくても大丈夫だろう。
川沿いの公園を歩き、乗り場である5番桟橋に行くと、次の便は8番桟橋からの出るようだ。
しばらく喫煙しながら船を待っているが、9時半が近づいてきてもそれらしい船がやってくる気配がない。 ひょっとすると5番桟橋かもと思い行ったり来たりするが、それらしい船は結局現れない |
駅前の城壁跡 |
駅前通り |
駅構内 |
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ビンゲンのフェリー乗り場近くの公園 |
結局渡し船は来ないようなので、ライン川の上流側で運行されている車用のフェリー乗り場に向かうことにしよう。
ただそれなりに距離があるので、荷物があるとちょっとしんどい。
当初の渡し船乗り場から上流に1.2km程度、約20分歩いてフェリー乗り場に到着。
こちらは結構な頻度で運行されているようで、私が乗り場に到着したときに丁度車の積み込みが開始されていた。
近くに切符売り場らしき建物も見あたらないことから、そそくさと乗り込み、船内で料金を支払うことにしよう。
私が最後の乗船客だったらしく、私が乗り込むとすぐに出港する。
甲板上では係員が乗り込んでいる車を廻って料金を徴収している。
ざっと見たところ利用者は車が7,8台に自転車の老人が1名と徒歩の私だけのようだ。
係員が料金を徴収に来たので料金支払うが、片道1人2ユーロが渡し賃であった。
フェリーは5分ほどで対岸のリューデスハイムに到着、車両が降りたのを見計らってこちらも下船する。
乗り場のすぐそばはリューデスハイム駅なので、とりあえず駅に向かってみる。
フェリー乗り場からおよそ5分で駅に到着したものの、駅には切符売り場しか無く、ロッカーはおろかトイレも無いような状況であった。 |
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リューデスハイムの丘 |
リューデスハイムの街 |
ビンゲン側フェリー乗り場 |
フェリーの船上 |
リューデスハイム市街 |
リューデスハイム側フェリー乗り場 |
リューデスハイム観光 |
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駅前の葡萄畑 |
駅を後にすると、この町で有名なつぐみ横町に向かうことにしよう。
時間はまだ10時過ぎで店などは余りやってなさそうな感じだ。
もっとも店がやっていてもワインを飲ませる店が多いとのことから私には余り関係なさそう。
とりあえず、駅から約10分ほど歩いて横町の北側の通りにでたが、雨の方が若干強くなってきた。
荷物も肩に食い込んできて、ちょっと疲れたので近くのカフェで休憩していくことにする。
つぐみ横町はすぐそばでそれなりに観光客が通りを歩いているが、軽く通り過ぎるだけで十分そうな雰囲気である。
後は街の裏にある高台に上るリフトで丘に上がろうかとも思ったが、天候が良くなく丘の上もモヤがかかっている状況なので、上がることはやめてしばらくカフェで腰を落ち着けることとした。
そのうち雨も小降りとなってきたことから、横町を通って駅に戻り、早めにフランクフルトに移動することにしよう。 |
つぐみ横町 |
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リューデスハイム駅 |
フランクフルトで買い物 |
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フランクフルト中央駅 |
リューデスハイムを12時前の列車で出発し、一路フランクフルト中央駅を目指す。
この区間の列車はスイス製の電車タイプで運行されているが、DBではなく別の会社に運行が委託されているようだ。
車内は快適だが、新しすぎて正直おもしろく無い。
ライン川の左岸線も同様だが、急速にドイツも電車化が進んでいるようで、大都市近郊での客車列車の運行は急速に縮小しているようだ。
列車の車内は大分閑散としてたが、途中進行方向を変えるウィースバーデンからは結構な混雑だ。
フランクフルトへの到着は13時過ぎで、荷物をコインロッカーに放り込んだら駅前のトラムでレーマーに移動することにしよう。 結ってきたトラムに乗車するとこちらも結構な混雑で、近くにはベビーカーが3台置かれていたが、トルコ系2組に黒人の家族連れのようで、こちらも移民が大分増えている印象を受けた。
レーマーで降りるといつも買い物に行くカウホーフに向かい、会社へのお土産のチョコレートを仕入れる。
買い物はすぐに終わり長居する必要もないことから、トラムで中央駅に戻り駅構内でしばらく時間をつぶすことにしよう。
構内で最後に写真を撮ってから、そろそろ空港に向かうべくロッカーから荷物を引き出して整理していると比較的年配の黒人男性3人が、ロッカーの代金はいくらなのか聞いてくる。
警戒モードを最強にしつつ、ロッカーに表示されている5ユーロだと答えると、いきなり「ヘイ、ブラザー、英語は分かるか?」と言ってきた。
結構イラっとさせられ内心「おまえは字が読めないのか?」と思いつつも、荷物の警戒を怠らずにロッカーの表示を指差し、「Can you see ?」と答えるとぶつくさ言いつつどこかに消えていった。
まあ東洋人の旅行者に聞いてくること事態、怪しさ満点のような気がするが、警戒していて良かったのかもしれない。
荷物を引き出したあとは、Sバーンで空港に向かうが、空港に到着したのは16時前のため、まだチェックインが開始されていない。
しばらくベンチで時間をつぶし、チェックインが始まったようなので、列に並ぶことにする。
出国審査を抜けた後はラウンジに直行し、出発まで休憩させてもらうことにしよう。 フランクフルトのサクララウンジはJAL以外の便の利用者もこちらを利用しているようで、以外と混雑していたが、17時頃には他の便の人たちは出発したようで大分余裕が出てきていた。
搭乗開始は18時30分頃で、機内に入り指定していたビジネスクラスの窓側席に収まる。
窓側席は多少窮屈な感じがするかもと思ったが、機体の丸みがあり想像していたほど窮屈な感じは受けない。
旅客の搭乗も無事終了し、ドアクローズで出発となるかと思ったが、何故か機内では警報音が鳴りやまない。
アテンダントもいろいろチェックしているようだが、原因がなかなかつかめないようだ。
会話の内容に「R1が・・・」などと言っているのが聞こえたことから、ドアのトラブルかもと思ったが、最終的に機長からの説明では電気系の軽微な故障との事であった。
しかし、機長が説明しているときに、やたらと軽微、軽微と連呼するので安心させようとして言っているのだろうが、こちらとしてはそんなに主張されると逆に不安になってくる。
結局部品を交換したようで、当初の予定より1時間30分遅れて20時30分頃にスポットを離れた。
離陸してしまえば、後は機内食を食べたらひたすら寝るしかないと思っていたが、あまりにも眠すぎて、なんとかメインまではたどり着いたがデザートもコーヒーも断り、そそくさ寝ることになるのであった。
目が覚めると、大分進んでいたようでもうすぐ日本海という辺りに来ていたが、遅れて出発したのに到着予定時刻が当初の予定から余り遅れていない。
途中がんばって遅れを回復したのかもしれないが、1時間以上も遅れを取り返せるものなのだとちょっと関心する。
後は会社の後輩が森伊蔵を飲んでみたいとしきりに言っていたことから、機内販売で購入させてもらう。
日本海を抜けて、新潟辺りに来ると空気が澄んでいるのか富士山がよく見える。
今回の弾丸旅行もこれで終わりかとちょっと寂しい気持ちになるが、当初の目的である修行も無事終わり、これからはJGC会員として、大いに恩恵にあずかることにしよう。
もっとも翌週からのミャンマー出張はワンワールド系列のキャセイパシフィックで行くことが決まっているのだが、出張時点では次のクラスであるサファイアのステータスカードが届いていないので、まだラウンジなどは使えない。
その次の出張であれば使えそうだが、年内はもう海外出張はないので、しばらくはカードの威力もお預けになりそうだ。
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レーマー広場 |
ビジネスクラスシート |
ビジネスクラス正面モニター |
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シベリアの大地 |
富士山 |
本日の移動経路 |
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