入国するのに特に審査もなく、日本の国内線と同じように外に出れてしまった。 とりあえず、メリダ移動用のタルゴのキップを手配する。（今回、基本的に交渉はAに任 せたのでただ待つだけだけど）空港から市内までは空港バスで移動だが、ガイドブックに よると終点コロン広場は到着したばかりの旅行者を狙うスリの巣窟とあるので、途中の地 下鉄駅で降りようと乗車時に運転手に聞いたが、どこでおりたらいいのかよくわからない。
そのうちに市内の中心部で地下鉄のマークを見つけてとりあえず降りると予定した駅 よりもかなり中心部に入ってしまったが許容範囲ということでそのまま地下鉄でホテルの あるグランビアへ。
マドリッドの地下鉄は結構入り組んでいる上、通路も狭くてちょっと怖い。構内が明る いのが救いだが、車両も小さくドアも自分でボタンを押すタイプなのでぼやぼやしてられ ない。
なんとか、ホテルにチェックインする。大通りに面した部屋はなかなか見晴らしがいい のだけど、なぜか窓に鍵がかからなく不安が広がる。まあ、スパイダーマンでもなければ 侵入できそうにないのでそのままでもいいか。
本日の予定はスペイン広場に王宮、マヨール広場の観光の予定で、取りあえずスペイ ン広場へ、ここのドンキホーテの銅像が有名なのだそうだがそれ以外とくに何もなし。
次の王宮は今でも国賓が来た際には迎賓館のように使われているらしい。中はかつ てのスペインの勢力を物語るように豪華絢爛、でも一部しか見れないので結構簡単に終わ ってしまう。（けちけちせずにもっと見せろ！）
マヨール広場はかつての市の中心だった場所らしく中世の面影を残すなかなかよいと ころだが、似顔絵書きとアラブ系の楽隊がうるさい。あまり治安はよくないらしく明るい時じゃないと近寄れない。歩き疲れて取りあえずテラスで休憩、空気が乾燥している のかやたら喉が乾く。 結構暑いのでミネラルウォーターを頼むが、日本のミネラルウォ ーターでは意識しなかったけどスペインのミネラルウォーターはものすごく美味い気が する。
）あとはマドリッドのトレードマークの熊の銅像で渋谷のハチ公みたいなものか、 有名な待ち合わせ場所らしく人が多い。ここも治安が良くないそうだが人が集まるとこ ろには犯罪者が集まるのだろう。 そろそろいい時間なのだが一向に日が沈む気配がない。（７時だというのに、４時く らい明るさだ、調子が狂う。）スーパーで水を買って取りあえずホテルへ戻るが夕食を どうしよう？今日のルート上にレストランらしきものが無かったような？
取りあえず、Ａがスペイン広場へ行く途中にあったようだとのことで彼にまかせる。
料理はパエリヤを頼むが、飛行機の疲れがでたのかワイン一杯飲みきらないうちに意識を なくしそうになる。まだ表はは明るいがホテルに戻って轟沈してしまった。（９時では幼 稚園児の時間ではないか！)
