スペインとも今日でお別れ、ついに待ち望んだポルトガルへ入国だ。
今までの疲れが出たのか、昼過ぎまでホテルでうだうだした後、駅へ。列車の発車は2時
過ぎなので、コインロッカーに荷物を預けて周辺の散策となったが、私はいつもの通り駅
で撮影タイムにする。 国境の駅、バダホスまではローカル線で約1時間。
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当初の予定では、市内をうろついて からバスでエルバスに行く予定だったが、急遽予定変更して接続の列車でエルバスに向か
う。駅のキップ売り場でキップを買うが、発車時間が迫っているのにのんびりしててちょ
っとあせる。どうにか列車に飛び乗ってこの旅のハイライト、国境越えだ。
カメラを構えて待ち構えるも、それらしきものが一切無い。(鉄条網はなくとも、せめて看板くらいは
あると思っていたのに。)国境を超えたので時計を1時間戻す、日本では体験できないこ
とでちょっと不思議だが、時間が増えたので得したような気になる。パスポートのチェッ
クも無いうちにエルバスに着いてしまった。降りるのにAがいない、あわてて荷物を持っ
てデッキへいくと、他の車内を撮影していたらしく戻ってきた。何とか降りて、表へ出る
と1人の人が血相変えて追っかけてきた。何事と思ったら、カメラを忘れたの届けてくれ
た。感激してお礼を言うと笑って列車に戻っていった。ポルトガルの人は親切だと聞いて
いたが、その通りだと納得。 |
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タクシーでホテルへ行き、チェックインする。今日の宿は国営ホテルのポウサーダで、
城壁の外側にあるので周囲に商店とかは見当たらない。
荷物を置き城壁の中に入るが、日曜のため開いてる商店が少なく閑散としている。
結構小さい街のようで簡単に中を一周できた、トレドほどではないが、狭い路地が続き
なかなか雰囲気がよい。でも街中で見かけるのは老人ばかり、ここでも過疎化が進んでる
のか? 夕食は街からちょっと外れているため、ホテルのレストランで済ます。メニューが良く
わからんので適当に頼むが、出てきたのは豚足の煮込みでちょっとしつこい。 |
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