旅行日記その8
9月21日リスボン移動日

 リスボンへの移動
 最終目的地リスボンへの移動のためバスで移動する。本来なら列車で移動したいところだが、リスボン到着が夜になることから断念。
 途中、あちこちの村に寄りながらバスは4月25日橋を渡りリスボンへ到着。
 ついに、リスボン到着と感激したいところだが、バスターミナルの雰囲気が余り良くないような?なんかやばそうなのでさっさとタクシーでホテルに直行する。リスボンでの宿はバイシャ地区のペンサオンで立地条件は最高だが、今までのホテルに比べるとずいぶん落ちる。
 
 荷物を預け市電でベレンへ行くためフィゲイラ広場へ行くが、工事中のため広場のほとんどが塞がれている。市電は次々に到着するが肝心のベレンに行く電車がなかなか到着しないため待つことしばし。やっと到着した電車は車体全面に広告を掲載した新型の連接車だが、窓にまで広告のフィルムを貼っているため外が見にくい。カーブを通過するときに振り飛ばされそうになる以外は乗り心地もなかなかよい。
有名なジェロニモス修道院は一部工事中であったが、建物の装飾がかつてこの国が世界の覇権を競っていたことを実感させる。
 ベレンの塔はちょうど干潮の時間だったが、引き潮時に周りの地面が露出しないよう工夫されていた。確かにこの建物が水の中になかったら興ざめだろう。
中は地下の水牢以外は各階とも同じ造りだが、狭い螺旋階段を上がり降りしていたら目が回りそう。
 後は、発見のモニュメントに上り、有名なベレンのパステルデナッタを食べて、宿に戻る。
 夕食は宿の近くのバイシャで済ますことにし、サンタジェスタのエレベーターの向かいのレストランにする。目の前を市電が通り過ぎるテラスでの夕食は鉄道好きにはなかなかのシュチュエーションであった。リスボンはマドリッドに比べレストランが多いので不慣れな旅行者には助かる。(マドリッドではバルばかりだったような)
 食後は腹ごなしにロシオ広場、コルメシオ広場を散策するが、なんとなく街の雰囲気が薄暗いような?