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本日の予定は日中はバンコク市内を回り、夜行列車でラオスとの国境の町ノーンカイまで移動である。
もっともバンコク市内は前回見たいところはそれなりに回っているので、今回はあまり精力的に動くつもりはなく、ホテルが有るファランポーン駅から近いチャイナタウンを回ってからMBKショッピングセンターに行こうと考えている程度であった。
目が覚めたのは昨日の就寝が早かったためか、5時頃だがまだ周りが暗いので、朝焼けの写真を撮ったら2度寝して過ごす。
8時過ぎに起きだして荷物をまとめるが、結局部屋でだらだらしてしまい、ホテルをチェックアウトしたのは11時前なっていた。
荷物についてはホテルで夕方まで預かってもらい、身軽になったところでホテルからほど近いチャイナタウンのワットトライミに向かう。 |
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ワットトライミまではホテルから途中の大通りを渡るのに手間取らなければ、5分程度の道のりだが、湿度が高いため到着する頃にはすでに汗が吹き出している。
ここの御本尊の黄金仏は4階にあるが、外国人は入場料が必要なので、案内に従いチケット売り場で切符を購入して塔に上がることにする。
4階まで上がると、心地いい風が吹いているのでとりあえず外で涼んでから内部に入らせてもらう。
御本尊は黄金仏ということもあり、キンピカで見ていると目が痛くなりそうだ。
熱心にお参りしている人多く、内部は結構混雑しており、他の人をフレームに入れないように写真を撮るのも一苦労であった。 |
牌楼(中華門) |
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ワットトライミの見学が終わってしまえば、チャイナタウンの見所もそれほどあるわけではないようなので、とりあえずヤオワラート通り方面に向かうべく、ワットトライミから比較的近い牌楼に行ってみる。
牌楼は交差点内のローターリーに建てられた門で、こちらについても簡単に写真を撮ってしまえば特に目を見張るほどのものでもない。
観光を開始してすぐに暑さでだれ気味になっているのが自分でもよく分かり、チャインタウンは早々に切り上げて、ナショナルスタジアムにあるMBKショッピングセンターへ移動することにしよう。
ファランポーン駅に戻り、地下鉄で2駅先のシーロムに移動するが、冷房の効いた地下鉄車内で大分生き返る。
シーロム駅から接続しているBTSのサラディーン駅に向かい、窓口で昨年購入したラビットカードに100バーツほどチャージしてもらう。
窓口の担当はタイにしてはずいぶん色白な女性と思っていたが、顔を見た瞬間思わず衝撃と言うか、笑擊が走る。
一言、「目の先に毛虫がついてますよ」、言いたくなるくらいすさまじい睫をしている。
必死に平静を取り繕い、無事にチャージしてもらうが、あまりのインパクトに思わず遠くから凝視してしまう。 |
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やって来たBTSで終点のナショナルスタジアムまで向かい、隣接するMBKの4階の携帯売り場を目指すことにしよう。
今回ここ、MBKにやってきたのは、使用しているHTC製のスマートフォンのメインスイッチが接触不良気味のため、ここの店なら簡単に修理してくれるのではないかと思い、寄ってみることにしていた。
とりあえず腹ごしらえと言うことで、6階のフードコートに移動して、フライドライスとスープで昼飯にさせてもらう。
食後は4階に移動し、修理してくれる店を探していると、AnLock、Repaerの看板を出している店が有ったので、早速相談してみる。
症状を説明すると、問題点は向こうにすぐ伝わり、なにやら店員同士で相談していたが、修理時間30分程度、料金700バーツで修理可能とことだ。
料金時間ともに不満はないので、電話の余計なパーツを外して修理をお願いする。
とりあえず1時間後くらいにも戻って来ると伝えて、他の店を覗きながら時間をつぶすことにしよう。
適当にフロアを巡回し、一服しに外に出ていたりしている間に1時間近く経過しているので、店に戻って見ると、修理の方は無事完了しており、スイッチが復活していた。
外見上もキズをつけられたような箇所も見えず、満足な仕上がりだ。
お礼を言って料金を払い、上機嫌で店を後にするのであった。 |
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電話の修理も無事完了し、この後の予定だが、BTSのスクゥィンビット線の末端区間に未乗車区間があることから、北側の終点モーチットまで乗って接続する地下鉄で最終的にはホテルの有るファランポーン駅に戻ることにする。
時間的には余裕があるので、戦勝記念塔の有るVictory Monumentで一端下車して、BTSと戦勝記念塔を絡めて写真を撮っていくことにする。
ホームでの撮影後は、一端改札を出てロータリーの周りを散策してみるが、この広場はバス乗り場になっている程度で、他に私の気を引くようなものも無く、適当なところで、BTS乗り場に戻る。
時間の方はそろそろ16時過ぎと言うことで、モーチット駅まで、BTSで移動し、北側の未乗車区間を解消してから、接続する地下鉄駅に移動し、終点のファランポーン駅まで、冷房の効いた地下鉄で涼みながら移動するのであった。
ホテルに到着したのは17時前だが、急いで荷物を引き出す必要もないことから、ロビーでしばらく休憩したの後、18時前に荷物を引き出して、ファランポーン駅に向かう。
ホテルの前には地下鉄の入口があり、地下鉄の構内経由で国鉄駅に行くことも可能なのだが、テロ対策のため大きな荷物を持っているとセキリティチェックが面倒なことから、駅前の大通りを苦労しながら渡って国鉄駅に移動する。
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ホームに向かうと乗車する列車は入線しているが、なにやら出発準備の最中ということで、寝台車はシーツやタオルケットの積み込み作業中で車内に入れるような感じではない。
とりあえず先頭まで行ってみることにして、編成内の車輌を眺めていると、今回の列車に日本から譲渡された12系客車を改造した車輌が1両連結されていた。
内部を外からのぞくと、シートは1+2列のリクライニングシートに交換されており、2等エアコン座席車として使用されているようである。
そのまま先頭に行ってみるが、牽引機はまだ連結されておらず、出発準備が一段落するのを見計らって、乗り込むことにしよう。
今夜の私の宿は急行69列車で、韓国デウ製の2等エアコン寝台下段が私の居場所となる。
出発時には座席形態となっているが、向かい側の席の乗客は、まだ来ないようだ。
涼しい車内で、しばらく過ごして発車まで30分程度になったあたりで、荷物をワイヤーで網棚にくくりつけ、再度先頭に行ってみることにする。
今回の牽引機はアメリカ General Electric社製のGEA型機関車である。
去年乗車したチェンマイ行きを牽引していて、途中で故障したのと同型機だが、タイ国鉄では最新型となる機関車だ。
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列車の方は定刻通り20時にバンコクを出発するが、相変わらずバンコク近郊は線路の状態があまり良くなく速度も上がらない。
私の席から通路を挟んだ反対側には20代の白人男性と東洋人女性のカップルが陣取っていたが、東洋人女性の英語について耳をそばだてるつもりもないのだが、なぜか話し方が非常に癇に障る。
男性は物静かに話しているのだが、女性の話し方が英語調のブリっ子なしゃべり方のように聞こえてならない。
他人が英語を話しているのを聞いて不快に思うことは声が大きななということを除けば、初めての体験で何とも形容しがたいが、この声を聞いているのは生理的に受付けないため、検札が終わったらさっさと食堂車に向かうことにするのであった。
食堂車に向かう途中では先ほどの12系客車を通り過ぎるので、一応車内を観察しておくと、なかなか立派な座席が据え付けられて綺麗に改造されていることからまだしばらくはタイで活躍してもらえそうだ。
食堂車では、鶏肉のカシューナッツ炒めのセットを注文し、久しぶりの食堂車での食事を十分に堪能して席に戻ると、幸いなことに寝台のセットが始まっており、先ほどのカップルもそれぞれ自分の寝台に入っておとなしくしているようだ。
こちらも寝台をセットしてもらい、GPSロガーの充電器をセットして寝台に潜り込ませてもらうことにする。
座席の状態では冷房がきついなと思っていたが、カーテンを閉めるとちょうど良い温度で、心地よい列車の揺れに身を任せて早々に就寝することにした。
明日は国境を越えてラオスに入国だが、去年のチェンマイみたいに機関車故障で、到着が遅くなりあまり観光できないようなことにならないと良いな。 |
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本日の移動経路
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