2013年 7月13日 8日目 バンコク観光

 本日はバンコクで動ける最終日で基本的に予定を決めていなかったが、お土産を仕入れにウィークエンドマーケットが開いているチェトゥチャック市場を覗いてみることにしよう。
 ホテルを10時前に出発し、地下鉄で最寄り駅のカムペーン・ペッ駅まで移動。
 地下鉄の出口を出るとそこは市場のすぐ前だが、観光客で大混雑だ。

 とりあえず内部を適当に見てみるつもりでいたが、あまりに店が多いのと細い路地が多いので、自分の位置を見失いがちである。
 ガイドブックには同じ店に戻るのは困難なので、気になる商品があったら即購入と書いてあるのも納得だ。
 こちらとしては会社の女性陣に配るお土産ということで、あまり高価で無いものをまとめて買おうとウロウロするが、なかなか適当な物が見つけられない。
 しばらく見て歩いた結果、結局はタイシルクのスカーフが手頃そうなので、目についた店で値切り交渉を開始する。
 店員に10枚買うから安くしてとお願いすると、最終的に1枚100バーツほどとなり、個人的には十分下がったようなので、自分的に好みの色のスカーフを10枚購入する。
 その他に自宅用にハーブの石鹸などを仕入れてから場内をさらに探索するが、もうこれ以上の買い物は必要なさそうだ。
 大分歩いて疲れたので、隣接するチェトゥチャックプラザの地下に入り、冷房が効いた館内の喫茶店でしばらく休憩することにしよう。

 休憩後はプラザの内部を覗いてみるが、妻用に良さそうな上着があったことから、こちらについてもお土産として購入。
 そろそろ持ち歩いているディバッグいっぱいになってきたことから、買い物はこの辺で十分だろう。
 プラザを出た後は食事にするかと思い場内のフードコーナーを覗いてみるが、暑さで何となく食欲がない。
 結局目についたココナッツアイスを買って、日陰で昼飯代わりに食べて終わりにした。
 食後は全くのノープランだったが、地下鉄で1駅行けば、バーンスーシ゜ャンクションなので、駅構内でやってくる列車の写真を撮ることにして、地下鉄駅に向かう。

 バーンスージャンクションの地下鉄駅から国鉄駅に移動すると、構内を横断する跨線橋が目についた。
 上からのアングルはどんな感じか、とりあえず上がってみるが個人的には余り良いアングルで撮れそうにない。
 ただ、屋根があることと風が通り抜けやすいようなので、幾分過ごしやすいように感じられたことから、しばらくここでやってくる列車を待ちかまえてみることにする。
 
 跨線橋では地元の子供たちが遊んでおり、こちらに興味が有るようなのでしばらく相手をしてみるが、やはり英語は分からないので、コミュニケーションは困難だが、カメラを望遠にして覗かせてあげたりしていたら、大分喜んでいた。
 しばらく子供たちとあやふやな会話をしながら、構内の入れ替え運転などを撮っていたが、適当なところで駅北側のホームの外れに移動することにしよう。
 ホームの北側は去年も訪れた場所で、複々線の東側を走る北本線、東北本線の列車がバンコクに向かうときに比較的綺麗に編成を入れて撮れることから、個人的には数少ないタイでの撮影地である。
 ホームの端は当然屋根など無いので、炎天下の下で帽子を被って列車が来るのをじっと待つしかない。
 この日は南線の列車の出入りが多いが、目的の北本線、東北本線の列車は一向に来ない。
 たまに機関車の回送が走る程度で、本来来ないはずの南本線の列車ばかりが立て続けにやってくる。
 もっとも南本線の列車については、アングル的に正面がちになってあまり好みの写真が撮ることは出来ない。
 結局13時過ぎから16時まで暑い中粘ってみたが、目的の列車はほとんど走って来ないなど、ほぼ空振りの結果に終わってしまう。
 これ以上暑い炎天下にいると体調面でも不安があるので、この後は高架鉄道BTSの東側の未乗車区間の完乗をめざし、地下鉄で乗換駅のスクゥインビットまで移動する。
 冷房の効いた駅構内に生き返る気分で、最初はバーンスーから2駅目チャトウチャックパークで乗り換えらるつもりだったが、涼むことを優先して地下鉄の乗車区間が長いスクゥインビットまで地下鉄で移動することにしたのであった。
 スクゥインビットでBTSに乗り換え、西の終点であるベアリングまで乗車する。
 終点のベアリングで一応外に出てみるが、周りには特に見るような場所もないようだ。
 すぐにホームに戻って駅に到着する車輌を撮影してから、元来た路線を戻り、地下鉄乗換駅のアソーク(スクゥインビット)に移動。
 今回はそのまま地下鉄にすぐに乗り換えず、近くのロビンソンデパートの地下のスーパーで会社用のお土産にチョコレートを仕入れ、再度地下鉄でホテルのあるファランポーン駅に戻る。

 基本的にこれでバンコクでの行動は終了で、一度ホテルの部屋に戻り、翌日の帰国に備えて荷物を整理することにしよう。
  ホテルのフロントでは鍵を受け取るだけなのだが、欧米人のご婦人がスタッフにいろいろと相談しており、こちらの鍵まで手が回らない様子で、しばらく鍵を受け取るまで待たされる羽目になった。
 部屋での荷物整理も30分ほどで終わり、外を見てみると日が完全に暮れてしまったようだ。
 
 バンコク最後の晩の食事も暑さにやられ気味ということもあり、昨日に引き続き「てっちゃん食堂」でタイ式ラーメンにして軽めの食事にさせてもらう。

 ホテルに戻りフロントで明日の朝のチェックアウトが早いことを確認し、安全のためタクシーを予約しておくが、ホテルで頼むと高速代込みで、500バーツとかなり高額である。
 まあ明日の朝タクシーを拾うために右往左往するよりは良いかと納得して、部屋に戻り、早朝のフライトに備えて早めに就寝するのであった。

本日の移動経路