6月29日 Olin線南側Bill付近撮影日  

BNSF Olin線 路線概要図

 
 
昨夜は夜12時前に目が覚めてしまい、結局朝まで寝られなかった。
時差ぼけの時はだいたいこんな物なので、気にしてもしょうがない。
夜中に喫煙に外に行くと、大分気温が下がっている。
隣のGSは24時間営業のようで、明かりがついているが前の道路を走っている車はいない。
早朝チェックアウトしていく人がいるが、背中にアサルトライフルを背負ってACU柄の迷彩服を着ている。
軍人ではなさそうだが、どう見ても銃器が入ったコンテナを車に積んでいる様子は戦争でもしに行くのかと言うような感じだ。
6時にロビーに行くと朝食が準備されているが、内容はパンとシリアルの他は、自分で焼くワッフル程度のようだ。
他にはヨーグルトが有る程度で、セルフで簡単に取れるような物ばかりで基本的に肉類などはない。

朝食後は直ぐに出発すべく準備をし、6時30分にホテルを出発する。
すぐにワイオミング ハイウェイ 59号に入り、北に向かうが市街地は35〜55マイル/hの速度制限となっているが、郊外に出ると普通の対面交通の道路なのに70マイル/h(110km/h)とかなりの速度となる。
道路も路肩は広いけど、車線は日本と比べても多少広いという程度で大型のトレーラーとすれ違うと風圧で車体が持っていかれる。
あんまりゆっくり走っていると後続車にプレッシャーを掛けられそうなので、頑張って走るが、乗っている車がSUVなので何となく足回りが柔らかくて運転するには少し怖い。
もう少し堅い足回りの方が好みなので、車を借りるときに隣にあったVWにすべきだったかもと少し頭をよぎるが今更仕方ないので、頑張って慣れることにしましょう。
町外れになるとこの先75マイル(約120km)先までGS無しと看板があり、市街地はしばらく無くなる。
次の町はBillだが、町といってもモーテルと食堂に郵便局が有るだけのちょっとした集落という程度で、町らしいのは120km先のWrightまで無い。
虫がやたら多いため、フロントガラスにバシバシあたり、あっという間にガラスが汚れていく。
実は昨夜ガラスを拭いておいたのだが、走りだして大してたっていないのにすでにガラスはデロデロだ。
 
夜明け前のガソリンスタンド

Bill南23km付近 UPの南行き積車編成

頑張って車を走らせていると見晴らしのいいの丘の上で、列車が走っているのを発見。
本日は土曜日なので運転していないかもとの懸念が有ったが、とりあえず列車の撮影は出来そうだ。
59号線を北上していくと、線路が道路を上越ししたあたりから道路と線路の併走が始まる。
撮影に良さそうなところを探しながら北上を続け、Billの南23km位の地点で、見通しの良さそうな箇所があるので、車を路肩に止める。
普通に路肩に止めるだけでは、交通の邪魔になりそうなので完全に路外になるところまで入れるようにするが、荒れ地なのでこういう時はSUVで助かった。
しばらく菜の花みたいな花が咲く道路沿いで列車を待っている南行きの石炭列車がゆっくりと南下してくる。
速度が遅いからカット数を稼ぐには都合がよい。
やってきたのはユニオンパシフィック(UP)の3重連が先頭に立っており、朝日を側面に浴びて黄色車体がまぶしい。
1本目が通過した後も直ぐに次が来るのではと思いしばらく待ってみたが、なかなか列車が来ない。
 
Bill南23km付近 UPの南行き積車編成
 
Bill南10km付近 ヤード
 
Bill南10km付近の陸橋 BNSF北行き一般貨物
 
とりあえず場所を変えることとして、この後はBillの南10km地点の線路上に掛かる陸橋付近から狙うことにする。
陸橋は59号線の直ぐ脇に有るので、通行の邪魔にならないよう交差点の近くの路外に駐車し、陸橋上でしばし待機する。
陸橋の北側は側線となっており、見たところ石炭用の貨車が留置されて満杯のようだ。
中にはBNSFのスタンダードキャブの機関車もいるし、穀物用と思われる貨車も止まっていた。
ここに貨車があるということは今日は運転本数が少ないのでは?との懸念も湧くが、こればかりはしょうがないので列車がやってくることを信じて待つことにしよう。
しばらくしても列車は来ないが、陣取っている陸橋は北側の留置線の脇で工事をしているようで、工事用車両が結構な頻度で通過する。
そのたびに邪魔にならないように陸橋外の道路外で待機することとなる。
しばらくしてやっと北行きのBNSF空車編成が来たので撮影。
機関車の前面には日が当たらないが、なかなかに良い感じだ。
ただ編成が長いので、先のカーブに隠れて全編成は納めることが難しい。
2本目に来たのは、北行きのBNSFで先頭はエグゼクティブ塗装と呼ばれているらしいEMD(エレクトロ・モーティブ・ディーゼル)製のSD70MACだ。
最初は石炭列車かと思ったが、後方には自動車運搬用の貨車が連結されている。
おまけに編成の後部には補機が連結されていないので、一般の貨物列車だったようだ。
てっきりこの区間は石炭列車しか運転されていないと思っていたが、普通の貨物列車も運転されるのだと初めて知った。
その後はまたしばらく列車は来なかったが、59号線の反対側に羊の群れがやってきた。
中にはロバもいる。
群れに近づいてみると途端に皆逃げてしまい、余り近づけなかった。
その後はUPの北行き空車編成が来たので撮影するがその後は全く列車は来ない。
噂ではバンバン列車がやってくるとのことだったが、土曜日ということで鉱山が稼働していないのではとの疑問が湧いてくる。
今日は動き出して4時間以上経過しているが、今のところ撮影できたのは4本のみ。
あまりにも動きがないので、11時過ぎに一度一北側のアンテロープ鉱山まで様子を見に行って見ることにしよう。 
 
Bill南10kmの陸橋付近
 
Usfs942 Rd上
 
車で北に向かって走り出し、Billを抜けるとヤードがあるが、どうも最近脱線したようでひしゃげた貨車が線路脇に転がっている。
その辺りでは保線をしているのか、バラストの砂利が積み上げられており、線路の工事中というような感じもする。
一応ヤードには南行きと思われるUPの列車が2本待機しているが、前照灯は消えて待機中のようだ。
そのまま北に進み、線路を道路が上越しする場所で様子を確認するが、ここでも列車の姿は見えない。
とりあえずアンテロープ鉱山に向かう前に手前のローガンヒルと呼ばれる地点の様子を見ていくことにしよう。
59号線からUsfs942 Rdに入ると舗装路からダートに変わる。
車の保険は未舗装路では適用外となるので、ここからは特に注意が必要となるが、基本的に交通量は無いに等しいので、自爆しないように注意を払う。
道路の状況は余り良くなく、穴が有ったり轍がひどいのでゆっくりと進んでいく。
途中の丘の上をと通りかかると、かなり見通しが良くどうやら北行きの列車が通過したばかりのようだ。
タイミングが悪いと思いつつも、普通の石炭列車とは異なり編成がやたら短い。
とりあえず車を止めて写真を撮っておく。

さらに先に進み59号線から約3kmで線路を越える橋に出た。
ここが撮影ポイントとなり、橋の脇の空き地に車を止めるが列車のくる様子は無く、耳を澄ましてもエンジン音は聞こえてこない。
橋の南側には南行き用の信号機が見えるが、複々線のため4本立っている信号機は全て赤色点滅をしている。
信号の点灯状況からしばらく列車は来ないものと判断するしかない。
(南行きの列車が来る場合は、青もしくは黄色でないと列車は進行できないし、北行きが来るなら完全に赤でないと辻褄が合わない。)

とりあえず場所の確認は出来たので、来た道を引き返し59号線に戻ってから、Antelope Mine Rdに入り直して、アンテロープ鉱山を目指す。
Antelope Mine Rdは速度制限50マイル/hでほとんど交通量がない。
緩やかにアップダウンを繰り返す道路を進み鉱山の入り口を通過する。
鉱山入り口の直ぐ脇には、鉱山への支線を越える陸橋があり、奥の方を見ているとBNSFが石炭積み込みのためゆっくりと進んでいるのが見える。
どうやら鉱山は操業しているようだし、アンテロープ鉱山の支線は配線上南側にしか出発出来ないので、積み込みに時間は掛かるだろうがいずれ先ほど寄ったローガンヒルにやってくることは間違いないだろう。
まだ出発までには時間がありそうなので、明日行く予定となっていた北側のNacco JCTの位置を確認しに車を走らせる。
3kmほど進むとNaco JCTに到着し、位置関係を確認したら改めてローガンヒルに戻る。
 
 Usfs942 Rd陸橋付近
 
 Usfs942 Rd陸橋上 BNSF南行き積車編成


ローガンヒルに到着後30分ほど待機していたが、南行きの信号が青色現示となったので、やっと来るようだ。
やって来たのはアンテロープ鉱山にいたと思われるBNSF編成で、見晴らしの良い直線なので、2kmある編成が最後までフレームに入れられる。
ただし速度はかなり遅く、見えてから自分のいる位置まで来るのにかなり掛かる。
速度的には15〜20km/h程度のようだ。
BNSFが陸橋にさしかかる頃には、後にもう一本UPの編成が迫っていた。
2本続けてくるとはラッキーと思いいつそちらも順調に撮影。
列車の通過後、南側に向かう列車を後追いで撮影していると今度は北行きのUPが接近してくる。
来ないときは全く来ないがそれなりに運行はされているようだ。
おまけに北側からは巡回と思われる軌陸車が接近してきている。
そちらの方が先に通過しそうなので、一応撮影してから、北行きのUPの空車編成を撮影。
これで一段落で、またしばらくは来ない可能性を考えると速度の遅い南行きの積車編成を追いかける方が良さそうだ。
ただしこの時からレンズの絞りが不動となっており、絞り開放以外では撮影出来ない事になっているのに気がつかず、本日のこれ以降の写真はろくでもない結果になっているのであった。
 
Usfs942 Rd陸橋上 UP南行き積車編成
露出オーバー補正後写真
 
Usfs942 Rd陸橋上 BNSF巡回車



Bill南10kmの陸橋上 BNSF巡回車
 Usfs942 Rdを慎重に59号線まで戻り進路を南に取る。
まずは59号線が線路を上越しする地点に余裕を持って先着できるだろう。
こちらは110km/hなので楽に追いつくだろうと思っていたら、陸橋の手前で道路工事のため止められてしまい大分時間をロスする羽目になる。
いったんは追い抜いたものの、止められている間に列車が先に進んでいくのが見える。
10分近く止られてやっと進むが、当初の目論見は崩れたので、朝に陣取っていたBill南の陸橋で狙うことにする。
速度違反しないように59号線を南下し、陸橋に到着するときにはBNSFは通過中で間に合わなかった。
まだUPは通過していないので、そちらを狙うことにするがそちらはなかなかやってこない。
しばらく待っていると、南北からそれぞれ巡回車がやってくる。
また線路のメンテなのかもしれないと思いつつ、待機しているとしばらくしてやっとUPが通過するので撮影。
この陸橋で南行きがやっと撮影できたので、今日はおしまいにする。
まあどうせ余り列車は来そうもないし・・・・

59号線を南下してホテルに向かうが、大分疲れたような気がする。

 Bill南10kmの陸橋上 UP南行き積車編成
露出オーバー補正後写真

でも今日はこのあとダグラスの鉄道博物館を見ておかないと見れなくなるので頑張っていくことにしよう。
ホテルに機材を置いたら、コンデジだけ持ってダグラスの中心部にある鉄道博物館へ。
距離にしては1.5km位なのでたいした距離ではないが速度制限が低いので、ゆっくり走って博物館に到着。
基本的には屋外に展示されて類車両を見るだけだが、駐車上には私しか車を止めておらず閑散としている。
展示されているSLや客車を見学するが、本場のイコライザー台車をまじまじと見られるとは思わなかった。
一応車内も見学できるようなので、入らせてもらう。
結構古そうだけど設備はそれなりに良さそうだ。
個室寝台の車両も有ったが、狭い室内に便器まで配置されて類のにはちょっと首をかしげる。
ベッドの状態にするとベッドの直ぐ下に便器が丸見えで配置されるのはどうかと思う構造で、何か臭ってきそうな感じもする。
車内を見学していると、裏の線路を石炭列車が結構な速度で通過していく。
方向からすると昨日到着したキャスパー方面からの列車のようで、今日写真を撮りに行ったエリアとは別のところから来ているようだ。

適当にうろうろしていると駐車場にパトカーが一台やってきた。
不審者として通報されたのかと思ったが、特に職務質問を受けることもなく、見学が終わったら駐車場を後にする。
(後で確認したら、SDカードの接触が悪かったみたいで博物館の画像が保存されていなかった。)

明日それなりに走行するので、帰りがけにホテル隣のGSで給油しておく。
初めての給油でちょっと緊張するが先に売店に行き、デポジット20ドルを渡してポンプのナンバーを伝える。
後はノズルを給油口に入れて給油するだけで普通のセルフのスタンドと先払いである以外は変わらない。
レギュラー1ガロン2.56ドルで6.84ガロン入ったので約26リッターくらいといった感じだ。
昨日は90km今日は200km位走行しているからリッター11kmくらいか・・・
もう少し燃費が良さそうでもいいような気がするけど、4駆だから燃費が良くないのかな?
給油後は再度売店でおつりを受け取り、別途サンドウィチと水を購入してホテルに戻る。
部屋で写真の取り込みをしていたら、レンズ絞りの不調が発覚し対策に頭を痛める事になるが、仕方ないので明日からは絞り優先モードで絞り解放で撮ることにしよう。
おまけにGPSロガーもなぜかデータが取り込めない。
接続は出来るが、取り込んでいるとデータが無いと警告される。
動作モードがおかしくないか確認してみたが原因は不明である。
明日の出発前に補足状況を確認して様子を見てみよう。
何か色々と不調になり気分が落ち込んでくるが、ここではどうしょうもないので何とか乗り切れるように工夫していくしかない。

しばらく撮影した写真を見ていたら急に眠くなってきたのでさっさと就寝することにする。
明日は北側のジレットのホテルに移動なので、荷物の整理は明日することにしよう。