6月30日 Antelope鉱山付近撮影日  
  
BNSF Olin線 路線概要図

 

本日は7時起床で大分寝られた気がする。
すぐに食事と出発準備をして8時過ぎにチェックアウトする。
ちょっと値段は高かったけど、なかなか居心地の良いモーテルだった。

59号線に入り昨日様子を見に行ったアンテロープ鉱山の辺りを目指す。
途中昨日撮影していたBill南の陸橋付近で列車のライトが確認できたので、急遽車を止めて陸橋で撮影を行う。
本日の1発目は、ユニオンパシフィック(UP)の積車編成だった。

撮影後は先を急ぐが、Billの北側で59号線が線路を上越しする陸橋上で北側から接近するライトを確認。
またしても車を脇に止めて、撮影を行う。
列車の接近が早いようなと思ったら、どうも編成が短すぎる。
やってきたのは機関車にポッパー車と窓のない客車が連結された奇妙な編成だった。
何となく感じとしては検測車のような気がするが確信はない。

さらに先に進み、Antelope Mine Rdに入り、アンテロープ鉱山脇を通過するとどうやら鉱山は日曜日なのに操業中のようで、奥の方に積み込み中らしい編成が見える。
そのまま先に進み、NACCO JCT脇の橋梁下付近に車を止めてるがちょうど北行きが通過してしまった後のようだ。
今日もタイミングが悪いと思いながら橋の下を通って線路の東側に徒歩で回り、南側の丘の上に上がる。
途中の道は幅の広い獣道といった感じで決して歩きやすいところではない。
頑張って丘の上に陣取ったのは9時過ぎだが、相変わらずなかなか列車は来ない。
ただここのロケーションはすばらしく、北側については南行き列車を午前中は順光でいい感じに撮影できそう。


  Bill南10km付近の陸橋 UP南行き積車編成
  

59号線のとの交差陸橋部 BNS検測車?
 

アンテロープ鉱山遠景

丘の上からはアンテロープ鉱山に出入りする列車が見えるがこちらの方は全く動きが無い。
周囲の鉱山では時折サイレンが鳴り響いており、発破でもするのでその警告かと思ったが別に何も起きないし何のサイレンかは外部からは覗うことはできない。

10時を過ぎて雲行きが怪しくなったと思ったらにわか雨が降り出したが、そんなときに限って最初の列車がやってくる。
北行きのUPがやってきているが、さすがに傘を差しながらの撮影になってしまうので思うように撮れない。
列車はそのままNacco JCTから鉱山のある支線に入っていくが、編成最後尾の補機が通過する頃には雨があがってきた。
あまりにも狙い澄ましたようなタイミングに今回は呪われていると思い始めていたが確信に変わった。
その後は全く動きが無くなり、丘の上でジリジリとした時間が流れる。

また雲行きが怪しいと思っていたら、だんだん雷鳴が近づいてきている。
今いる場所は周りに何もない丘の上なので、雷が来たら直撃されるのは想像に難くない場所である。
さすがに命が惜しいので一度車に戻り、雷が通り過ぎるのを待つ事にする。
30分ほど車内で待機して雷が遠ざかったのでもう一度丘にあがろうと準備をしていると、ちょうど南行きが通過していき、間をおかずに北行きもやってきた。
あまりの間の悪さに落胆するが、嘆いてばかりいてもしょうがないので再度丘の上に上がる。

 

Nacco JCT 南側 UP空車編成 北行き
 

Nacco JCT UP空車編成 北行き(後追い撮影)
 

Nacco JCT 南側 UP積車編成 南行き(後追い撮影)

丘に上がりしばらくすると支線からUPの積車編成を進出してきている。
やっと南行きが撮影できたが、中途半端に雲が掛かっておりちょっと惜しい感じだ。

この頃から日焼けがひどくなってきていることに気づく。
腕は長袖を着ており帽子もかぶってまぁ顔も大丈夫だが、右手の甲が火膨れになってきている。
日焼け止めも全く効かない様子なので荒れ地を歩くときに転倒などから手を防護する必要があるかと思い、持ってきていた手袋をはめることにする。
痛くてはめるのも一苦労だが、それ以降日焼け防止のため運転中も手袋を外さないようにするのだった。

その後はこの路線では珍しいと思われる北行きのBNSFの自動車運搬列車が通過する。
そちらについてはやや逆光気味で、雲が中途半端にでており個人的にはイマイチだ。
次の列車はBNSFの南行き空車編成と思っていたら、手前のデルタ線を通って支線に入ってしまい思うとおりの撮影ができなかった。
 

Nacco JCT 南側 BNSF自動車運搬列車北行き


 Nacco JCT BNSF自動車運搬列車北行き(後追い撮影)
 

Nacco JCT BNSF積車編成 南行き
 
しばらくしてJCTを通過するBNSFの南行き積車編成とUPの支線から出発する南行き編成が撮れたし、太陽の位置も大分変わってきたのでアンテロープ鉱山側に移動することにしよう。
大分Nacco JCTで頑張ったので時間はすでに14時近くになっているものの、あまり通過本数は多くなかったのでカット数も思うように伸びてない。
 

Converse JCT(アンテロープ鉱山) 石炭積み込み中編成
 

車に戻り3kmほど南下する。
アンテロープ鉱山入り口近くの空き地に車を止めて、近くの丘の上に上がるとちょうどBNSFの北行きが通過中なので後追いで撮影するが、また雨雲が出てきている。
雲の流れる方向から今いるあたりとは逆に行っていそうだが、写真の背景が雨雲だと重い雰囲気の写真になりそう。

手前のアンテロープ鉱山への支線では、積み込み作業中のUP編成が微速で動いている。
人が歩く速度より遅そうなので、2〜3km/h程度だろうか。

丘の上で日差しに耐えているとやっと本命の本線南行き列車がやってきた。
BNSFの積車列車が南に向かうが背後は雨雲のままで写真としてはパッとしない感じだ。
その次はUPの北行き編成が通過するが、なかなか雨雲は移動しない。
天候が回復するまで粘るしかなさそうだ。
 

Converse JCT(アンテロープ鉱山) BNSF積車編成 南行き
 

Converse JCT(アンテロープ鉱山) UP空車編成 北行き


Converse JCT(アンテロープ鉱山)  BNSF空車編成 北行き(到着)

その後はしばらく動きがなかったが1時間ほどして南から北行きが接近してきているが、アンテロープ鉱山が到着地だったようで手前の支線に入ってくる。
なかなか本命の本線南行きが来ないが、大分天候は回復してきたので南行きの到着をじっと待つしかなさそうだ。
積み込みを行っていたUPが出発すると手前に遮る物がなくなるので大分見通しが良くなる。
天候も回復してきたので後は南行き列車が撮れれば十分だと思っていたら、15時過ぎにやっとUPの南行き積車編成がやってきた。
まあまあいい感じに撮れたので今日はこの辺で切り上げることにする。
正直強い日差しに大分体力を削られたせいもあるし、この後は明日の撮影ポイントのロケハンをしつつ、ジレット方面に向かう。


Converse JCT(アンテロープ鉱山)  UP積車編成 南行き(出発)


Converse JCT(アンテロープ鉱山) UP積車編成 南行き(後追い撮影)


アンテロープマイン Rd

Antelope Mine Rdを北上し、Rino JCT方面を目指す。
途中は高原地帯といった趣だが、石炭採掘のためあちこち掘り返されている。
線路から少し離れるので、普通にドライブして北に向かう。

Edwards Rdに入り、Rino JCT南10km付近の陸橋周辺ので明日の撮影のため周囲に駐車可能な場所はないか確認しておく。
陸橋辺りは難しそうだが、西側の交差点付近に空き地があるので、止められそうだ。
次はRino JCTのロケハンのためHilight Rdを北上する。
道路は線路に沿っているが、路肩の先は直ぐ斜面になっているような感じなので、駐車するのが難しそうだ。
おまけにそれなりにトレーラーが走っていたりするので、この区間では駐車はあきらめるしかなさそうだ。
Rino JCTに到着し、線路を跨ぐ陸橋の東側の辺りに何とか車を止められそうな場所を発見。
これで明日の目処がついたので、Rino JCTで交差しているLitle Thander Rdを西に向かい、59号線に戻る。











   今日は北のジレットに宿を取っているので、そのまま59号線を北上し、インターステートハイウェイ90号とのジャンクションにほど近いモーテルDays innに向かう。
こちらも59号線から直ぐの場所なので迷うことなく到着。
時刻は17時を回った辺りだ。
周囲は色々と店舗があり、それなりに便は良さそうだ。
モーテルにチェックインしたら近くのバーガーキングで夕食だ。
注文してしばらく待っていてもなかなか私の注文した物が出てこない。
確認したらミスでとばされていたようだが、悪気はなかったようなのでまあ仕方ない。
食後は近くのGSで給油してからホテルに戻る。
今回の給油は1ガロン 2.56ドルで 4.5ガロン入った。
20ドルのデポジットでは少し多すぎたかなと思い、売店におつりをもらいに行くとGSの店員からお釣りはないよ言われた。
思わず地が出て「ハァ?!」と返すとどうもジョークだったらしい、人の良さそうな店員だがジョークは全くおもしろくない。
そのままホテルに戻り、まだ少し明るいが疲れたので寝ることにしよう。