7月1日 Reno JCT付近撮影日 
 
BNSF Olin線 路線概要図

 

昨夜もあんまり寝付けなくて、2時くらいには目が覚めてしまっていた。
7時過ぎに動き出して朝食に行くが朝食のメニューも機材も完全に前日宿泊したスーパー8と一緒だった。
ただ早く動き出す人が多いのか冷蔵庫からはヨーグルトが無くなっているのが残念だった。
モーテルの駐車場に止まっていた車はどうも工事関係と思われる車両が多かったから、みんな早くから出かけて行ったのだろう。

8時30分頃出発し、GSで昼食用のパンといつものCLIF、水を購入。
店員さんに話しかけられたが、早口すぎて何を言っているのか理解できない。

59号線を南下して、昨日下見したReno JCTの南10km付近のEdwards Rdの陸橋を目指す。

昨日の下見通り陸橋の西側の交差点付近に空き地があるので、そこに駐車して陸橋までは200mほど徒歩で移動する。
現地到着は9時20分くらいだ。
道路はあまり交通量がないが通過車両の速度は速いので、道路交通を阻害しないよう陸橋東側の路外で撮影することにしよう。

このあたりは南北の長い直線のため見通しがきくが、南北とも先のほうが低くなっている関係か全編成が完全に見えるかと言うとやや微妙なところだが、邪魔になるものもほとんど無いので、すっきりとした編成写真がとりやすい場所だ。
北側にはReno JCTに隣接した石炭積込み用のサイロも見える。
見通しがいいのでそれほど距離無いような錯覚をするが、一応10kmはあるので、結構距離がある。
 

Edwards Rd西側交差点付近


Edwards Rd 陸橋北側
 
 

Edwards Rd 陸橋南側
 

Edwards Rd 陸橋北側
 
今日は月曜日なので列車の本数が多いのではと期待していたがあんまり列車は通過しない。
鉱山の操業次第だろうがやはり夏場は石炭の需要が少なくて運転本数が少ないのかと考えてしまう。

たまに南の方から列車が接近したと思うと、手前のNorth Rochelle 鉱山の支線に入って自分のところまでやってこない。
やっと来たと思っていたところを手前で曲がられると結構くるものがある。
日差しがきつくて疲弊気味だが車で待機していると列車の接近が解らないので炎天下で辛抱するしか無い。

ここでの撮影目標としてはBNSF、ユニオンパシフィック(UP)の両方をそれぞれ撮影することが目的で、完了次第北側のReno JCTに移動するつもりでいたが、待ちぼうけを食らうことが多く結局12時過ぎまで粘ることになる。

周囲は野っ原のため時たま野生の鹿がやって来ることがあるくらいで、とりあえずカメラを向けると臆病なのかすぐにどこかに行ってしまった。

最終的には目的は達せられたが、予想外に昨日遭遇した検測車の編成も通過した。
機関車の番号を見る限り昨日と全く同一であった。
後は一般貨物列車が通過し、初めてコンテナ2段積みのダブルスタックトレインを目にすることとなる。
ただそんなときに限って南北同時に列車が来てコンテナの手前を別の列車が被ってしまったりしてどうも色々とうまくいかない。


 Edwards Rd 陸橋南側
 

Edwards Rd 陸橋北側


Edwards Rd 陸橋南側
 
 

野生の鹿


一般貨物列車


コンテナ2段積のダブルスタックトレイン


CAT製超大型ダンプ


CAT製超大型ダンプ 
 

巡回中の軌陸車

13時前にはReno JCTに移動して、JCTの南側を横断しているLitle Thander Rdの陸橋東側に車を止めて撮影を再開する。
すぐ南側では鉱山が稼働しており、超大型のダンプが走り回っているが、以外と俊敏で速度が出ることに驚かされる。
単独で見ると大きさがイメージできないが、隣に止まっているバスと比べるとはやはりでかい。

Litle Thander Rdは周辺に鉱山が複数有る関係か結構交通量が多い。
OVER SIZEと表示したトレーラーが先導車とともにバンバン通過するがとりあえず路外にいるので危険は無い。

隣接する支線のではUPが積み込みを終えて出発待機中という感じで、しばらくしたらその横にBNSFの編成も並んできた。
そのうち出発するだろうと待っているがなかなか列車は動きださない。
JCTに隣接するサイロのWest Thunder鉱山でも積み込みを終えた編成が出発線にいるようだが、こちらも動く気配が無い。

相変わらず日差しが強い中、辛抱して待っているが通過したのは軌陸車1台のみで全く列車が通過しない。
どうも昼過ぎは列車が来ない時間帯なのではと思えてくる。

1時間以上経過した頃、北側から雷雲が接近してきた。
もうすぐ雨になりそうだったので、一度車に戻り待機していると近くにBNSFのピックアップトラックがやってきた。

路肩に駐車しているのでトラブルか?と声をかけてきたが、周辺で撮影している人への注意喚起のパトロールのようだ。
列車の撮影で待機していることを伝えると鉄道の敷地には入らないように注意される。
BNSFは用地に人が入るのを嫌っていることは承知しているので、道路から撮影するだけと伝えると納得して去って行った。

パトロールが去ってしばらくすると途端に風が強くなってきた。
雨も降り出し雷雨だなぁと思っていたら予想外に雨と風が強くなっていく。
普通の雷では無くサンダーストームになっていき、風で車が大分揺すられ始めた。
おまけに雹も降りだし、だんだんサイズが大きくなっていく。
このまま雹が大きくなると車がボコボコにされるのではと不安になり、一度西側のWrihgtの街に避難することにする。

59号線へ向かう途中のLitle Thander Rd上では雨で視界が悪いため速度は出せず、安全運転に徹する。
ゆっくり走って15分程度でWrihgtに到着する頃には雨も小降りになっていた。
Wrihgtも大きい街では無く59号線に沿ってGSがある程度だ。
ここには特に用も無いので、雨が小降りになったようなのでReno JCT方面に引き返すが、撮影ポイントのあたりは路外の荒れ地のため足場が雨でぐちゃぐちゃになっていそうな気がする。
結局1本も撮れなかったが、今日は Reno JCTでの撮影は諦めて別のポイントに移動することにしよう。
 

Reno JCT全景
 

Lawver Rd陸橋上(南側) UP空車北行き編成
 Reno JCTから20kmほど北に行ったあたりに、見通しの良さそうなエリアがあるそちらに移動しよう。
Reno JCTから線路に沿うHilight Rdを北上し、途中から未舗装のLawver Rdに入る。
Lawver Rdは未舗装ながら道の状態はよいのだが、堅い路盤上に砂が浮いているため、ゆっくり走っているのに結構スリップしてドリフト気味である。
まあ道幅は十分あるし、交通量は皆無なので慎重に走れば問題はなさそうだ。

Hilight Rdから1.5kmほど進むと線路を上越しする陸橋に出た。
光線の具合は時間帯が悪く、絵になりそうな南側は逆光だが、北側はまあなんとかなりそう。
北側はカーブで編成全体が収まりそうだが、下周りは隠れ気味になりそうだ。

しばらくLawverRd上で撮影していたがやはり午後は光線状態が厳しい。
南側のHilight Rd側の方が良さそうなので、明日の朝また来ることにして、Hilight Rdに戻る。

Hilight Rdは交通量は少ないものの、路肩の外がすぐ斜面になっていて路外に止められそうな場所がなかなか無い。
しばらくうろうろして撮影に適したあたりには車は止められそうにないので、少し離れた路外に駐車してから500mほど歩いて撮影ポイントまで移動する。

ポイントに到着すると間髪入れずに列車がやってきた。
南西方向からの撮影になるので、こちらの方がきれいに順光で撮れる。
こちらで2本ほど撮影したがまあまあだったので、納得し引き上げることにする。
 

Lawver Rd陸橋上(北側) BNSF積車南行き編成
 

Hilight Rdから BNSF空車南行き
 

Hilight Rdから Lawver Rdの陸橋下を通過するBNSF南行き
 

Hilight Rdから BNSF南行き
 

 
モーテルには17時前に到着し、夕食用に途中GSで夕食用のサンドウィッチと飲み物を仕入れる。
日差しに大分やられたのか、かなり疲弊している感じがする。
このモーテルにはコインランドリーがあるので、洗濯物もたまってきたので動けるうちに洗濯をしておくことにしよう。

洗濯機はコイン専用なのでフロントで小銭に両替して貰うが、札しかなかったので10ドル出したら25セント硬貨が紙に巻かれた筒の状態で出てきた。
コインランドリーには洗剤はなかったので、日本から持ってきて正解だったようだ。
洗濯2ドル 乾燥1.5ドルだったが乾燥は1回では生乾きだったので、結局2回回すものの靴下はまだ半乾きだった。
後は室内に干しておくことにしよう。

部屋で鏡を見たら顔が日焼けで逆パンダ状態になっている。
ずっとサングラスをしていたからしょうが無いが、ひどい有様である。
右手も手袋していたおかげでさらなる日焼けはしていないが、かなり痛くなってきていて、ここまでひどい日焼けは初めてのような気がする。

食事をしたら相変わらず19時前だが、眠くてしょうが無いのでさっさと寝ることにしよう。
また深夜に目が覚めるだろうが時差ぼけの睡魔には勝てない。