7月2日 Reno JCT付近撮影日その2 

  BNSF Olin線 路線概要図

昨夜は12時前に目が覚めてその後は寝られなかった。
時差ぼけがひどいがこのまま時差ぼけのまま日本に帰った方が、帰国後は楽かもしれない。

今日は早めに動き出し6時過ぎに朝食に行く。
メニューはいつもと変わらずシリアルを主体とするが、早い時間帯のためか今日はヨーグルトがあったのでいただく。
朝食は適時補充されるのでは無く、早い者勝ちと行った印象だ。

7時前に出発しいつものGSで水とパンを補給する。
ガソリンのほうはまだタンク1/4程度の使用なので、今日は給油は大丈夫だろう。

昨日のLawver Rdの陸橋には7時30分頃到着。
ジレットに近いエリアなので、意外と短時間で到着した。
やはり朝の方が南側の光線状態は良好だ。

到着して用意すると間髪入れずに北行きがやってくる。
今日はタイミングが良く幸先が良い。
ただ陸橋のしたにツバメが巣を作っているので、撮影中は大量のツバメが飛び回っており、結構列車と被ってしまうのが難点だ。
これはここだけの話では無いのだが、今日は特にツバメが多い。
とりあえず列車に被らないように慎重に撮影する。
 

Lawver Rd陸橋
 
Lawver Rd陸橋 (南側) BNSF北行き積車編成
 

Lawver Rd陸橋 (北側) BNSF北行き積車編成
 

Lawver Rd 陸橋付近
 
一本目が通過した後はしばらくは動きはない。
8時過ぎには北側でエンジン音がするような気がするが、列車がやってくる様子は無い。
近くの油田の機械の音かとも思ったが、しばらく途切れずに続いているので、北側に注意しておこう。
結局音が聞こえだして、15分ほどすると北側から列車が接近してきた。
BNSFの南行き積車編成だが、ずっと上り坂だったので力行していたが編成が重いのでかなりゆっくり進行してきたのだろう。
陸橋を通過するあたりから下り坂に転じていくので、通過中にどんどん速度が上がっていく。

その後は北行きを1本撮影するが、風向きの関係か姿を現す直前まで列車の音が聞こえない。
列車の速度は遅いので撮影に特に支障は無い。
合計3本撮影したら、昨日坊主だったReno JCTに向かうことにしよう。
Hilight Rdを南下していると北行きの列車がやってくるが、周囲に駐車できそうな場所がないので断念してそのままやり過ごす。
途中には精油プラントがあり、結構な数のタンク車が留置されている。
このあたりは石炭ばかりでは無く、油田もあるのでここでまとめて精油して送り出しているのだろう。
でもタンク車が走っているところには遭遇していないので、それほどタンク車の運行本数は多くなさそうだ。
 

Lawver Rd陸橋 (北側) BNSF南行き積車編成
 

Lawver Rd陸橋 (南側) BNSF南行き積車編成
 

Reno JCT
 
ゆっくりHilight Rdを南下して10時過ぎにはReno JCTに到着。
昨日と同じところに駐車して列車の到着を待つ。
いまのところ時間帯が早いので何本かは撮影できるだろう。
東側の支線には昨日と同様に出発線にはUPが待機している。
今日は天気が悪くなければ撮れると思うが、いつ動き出すかは全く解らないのがつらいところでただひたすら待つしか無い。

陸橋脇で待機していると、鉱山で何やら煙が立ち始めている。
線路の先が見えなくなるくらいになっているが、別に事故などでは無い様子。
何の煙かは解らないが、風向きからしてこちらには関係なさそうだがこのタイミングでは撮影は厳しいかも。
しばらく様子を覗っていたら落ち着いたので特別なことでは無かったようだ。

線路西側に隣接するサイロは本日は点検作業中のようで、下部の積み込み口のあたりでは何やら作業車が出たり入ったりしている。
周囲の積み込み線には列車の姿はないので、今日はここからの出発はなさそうだ。

相変わらず待っていても列車は中々来ないが、OVER SIZEの先導車が2台すごい勢いで通過したと思ったら、先の方で対向車を止めてわき寄せている。
大物が通るのかと思って道路脇で待機していると、鉱山用の特大ダンプの車体を積んだトレーラーがやってくるが、ゆっくりとはほど遠い速度で爆走しながら目の前を通過する。
完全に2車線を使って爆走する迫力にカメラを構えながらも思わず後ずさってしまう。
風圧もさることながら、通過時の振動がすごいことになっている。
 

OVER SIZE トレーラー
 

OVER SIZE トレーラー


Reno JCT UP南行き積車編成
 
 
相変わらず強い日差しの中、辛抱強く待っているとやっと北の丘の上にライトが見えてきた。
速度が相当遅いので積車編成だろうから支線に入らず通過してくれそうだ。
ただあまりにも遅すぎて、結局視認から通過まで15分くらいかかったが、どうやら信号抑止のため速度を落としていたようで、撮影しようとする頃には加速し始めてそれなりの速度で通過していくのだった。

その後はやっと支線のUPが出発し、南側へ向けて出発していく。
支線にももう一本UPが待機してるので、最低でもそれが出発するのでは粘ることにしよう。

その後は北行きの空車編成が1本通過すると、支線で待機していたUPが南に向けて出発していく。
これで支線の待機列車は無くなったようだ。
時間は12時過ぎだが、昨日のパターンだとしばらく列車は来なさそうだ。
それで無くても日差しがかなり強くなりしんどくなってきている。
 

Reno JCT UP南行き積車編成


Reno JCT UP北行き空車編成 
 

Reno JCT UP南行き積車編成
 

Reno JCT UP SD70Ace機関車
 

 
体力的にきつくなったので時間は早いが戻ることにしよう。
ただ線路脇に立っていることがこんなにきついとは思わなかった。
モーテルには13時過ぎに到着するが、スマホを見たら紫外線警報が最強レベルになっていた。
このあたりは標高が高いから空気も薄くて、紫外線が特に強いのかもしれない。
まあ切り上げておいて良かったのではという気もする。

その後は疲れて15時くらいまで昼寝する。
起き出した後はせっかくアメリカに来ているのだから、近所のウォルマートに行ってみることにしよう。
車で3分もしない距離だが相変わらず殺人的な日差しに歩く気にはならない。
ウォルーマートのたたずまいは日本のホームセンターと同じような作りである。
ただし食料品から芝刈り機まで何でも売っているし、そのあまりの広さに驚かされる。
食料品以外は特に買うものは無いが、電子機器売り場をのぞいてみると、一通りのものはあるがあんまり品揃えは良くない印象だ。
後は食料品売り場を見ているとサラダなども売っているので、サンドウィッチと飲み物も併せて買っていくことにしよう。
レジはセルフレジになっているので、自分でバーコードを通すが、最後のカードでの精算がうまくいかない。
何度やってもカードが認識されないので、仕方なしにスタッフの呼び出しボタンを押して助けて貰う。
けっかとして自分では磁気カードの読み取り機にカードを通していたが、ICチップ付きのカードは別の差し込み口に入れることが判明し、無事そちらで精算を行う。
清算後は万引きわ疑われないためにレシートをちゃんと持って行くようにと注意をしてもらい、店員さんにお礼を言って店を後にする。
モーテルに戻り食事を済ますと猛烈に眠くなってきた。
またしても18時過ぎには撃沈であるが、こればかりはどうしようもない。
明日はたまには観光しに隣のサウスダコタ州のラシュモア山まで行くことにしよう。