7月3日 サウスダコタ州 ラシュモア山観光


本日も早く寝たため起床は0時過ぎ。
昨日はちょっと発熱しているようだったので、風邪薬を服用してから寝たが意外と寝られなかった。
まぁそれでも5時間くらいは寝ているので全く寝ていないわけでは無い。
5時過ぎより動き出して準備を開始する。
朝食はいつも通り6時からで、ささっと食べて6時20分過ぎに出発する。

本日の目的地は隣のサウスダコタ州のラシュモア山だ。
距離としては片道200km強あるので、1日の運転距離としてはこれまでで一番長い。
昨日までは運転しても1日200km程度だったが、アメリカでの運転にも大分慣れたので少しばかり遠出することにした。
まずはいつものGSで給油していくことにするが、このときはうまくポンプが動かず店員さんに助けを求める。
とりあえず店の設定を再確認して貰ったらうまくいったので、ちょっとした手違いだっようだ。

給油後はすぐそばのインターステートハイウェイ90号線に入り東を目指す。
交通量はかなり少なく、制限速度に若干の余裕をもって走行車線を走る。
インターステートハイウェイ90号線は45km先のムアクロフトまでで、USハイウェイ16号線に入る。
しばらくは道なりだが、この道路はジレットから続く線路が併走している区間である。
快調に走っているとUpton手前で列車を追い越したので、適当なところで車を止めて撮影しながら先に進む。
ただ完全な併走区間は意外と短く、道路から大して離れていないはずだが、容易に列車を見つけられなくなると後はひたすら先に進むことにする。

その後、New castlを過ぎてしばらくすると州境を超えて、サウスダコタ州に入る。
州をまたぐと速度制限が変わるようで、ワイオミング側では70マイル/hだった制限が、65マイル/hとわずかだが遅くなっている。
その後も順調に進み、CuterでUSハイウェイ385線に入ると大分山がちとなり道が険しくなってきている。
それまでは65マイル/hだった速度制限も、カーブごとに35マイル/hなどと所々速度が遅くなる箇所が出てくる。
基本的に標識の速度に合わせて走っていれば特に曲がりきれないようなことはなさそうだ。
ただ後続車によっては車間を詰めてプレッシャーをかけてくることもあるが、こちらはそんなことはお構いなしに速度制限を守って淡々と進み、たまに現れる追い越しレーンで先に行ってもらうのだった。

途中にはクレージー・ホース記念館があり、こちらでも岩山に彫刻しているところが見られる。
あんまり興味は無いけど、帰りがけに外から写真くらいは撮っていくことにしよう。

順調に山道を走ってラシュモア山の駐車場には9時25分に到着。
係員の誘導に従って場内に進む。
結構賑わっているがすでに駐車場を出て行く車も多い。
車を止めて、入り口で受け取った駐車券を精算機に入れて10ドル払えば、今日1日は何度でも出し入れ自由なようだ。
もっとも何度も出し入れする人はそんなにいなさそう。
駐車場から彫刻の見えるステージまでは1本道で、あたりにはビジターセンターと土産物屋に食堂くらいしか施設はない。
まっすぐ彫刻の見えるステージに進み、上を見上げれば有名な大統領の彫刻があり、しばし眺めることにする。













ラシュモア山はこの彫刻があるだけで後は何かあるわけではないので、最初はしげしげと岩山を見ていたが、当然そのうち飽きてくる。
有名な場所と言うことで来たが、すでにもう十分と言う感じですぐに飽きてしまった。
そそくさと来た道を戻り、入り口近くの土産物屋を見てみるが、購入したいようなものは無い。
お菓子の類いがあれば会社のお土産用にと考えていたが、日本と違いアメリカではそういうお土産はなさそうだ。
到着から30分程度だが、もう十分になったので帰ることにしよう。
まあ途中の線路沿いで撮影したいところもあるので、10時過ぎには駐車場を出るのであった。

帰り道では行きに見かけたクレージー・ホースの入り口前にある空き地に車を止めて、しばし彫像を眺めるが完成にはまだまだかかりそうだ。
結構続々と車が入っていくが、私と同じように外からちょっと眺めてそのまま走り去っていく人も多い。

帰りはとりあえず同じ道で帰るが、朝も早かったので少しおなかも減ってきたことから、CuterのGSの売店に寄ってチキンラップを購入する。
そのまま進むんで、Black Hills国定公園の看板が立つ駐車スペースで昼食にしよう。
昼近くになってまた日差しが厳しくなってきた気がする。
少しでも日差しから逃げるべく車を木陰に止めてしばし昼食と休憩だ。 

休憩後はまた車を走らせ、今度はワイオミングとサウスダコタの州境でそれぞれの看板を写真に収めておく。

ワイオミングに戻り、速度制限も高くなり順調に西に向かい走って行くと、途中のOsageの付近で、列車が停車しているのを発見。
とりあえず写真を撮るべく車を止める。
どうやら信号待ちのようで写真を撮るにはあまり良いロケーションでは無い。
一応記録的に撮影したら先に進むことにする。

大分西に進み、トイレ休憩のためUptonのレストエリアで休憩するが、エリア内のベンチにはバーベキュー用のコンロが設置されている。
しかも最近使用された形跡があり、アメリカ人はドライブの途中でもバーベキューをするのかと今更ながらに驚かされる。



 
 

 
 

 




行きにインターステートハイウェイ90号線を降りたムアクロフトまで戻ってきたが、ここからジレットまでの区間は90号線の他に、ワイオミングハイウェイ50号線が併走している。
50号線は線路に沿っているし、途中で線路を道路が上越ししているところがあるので、そこで撮影をすべく50号線に入る。
ムアクロフトまでにジレット方面に向かう貨物列車を追い越していたので、タイミング的にも調度良さそうだ。
50号線は旧道といった趣で、あまり交通量が無い。
速度制限は相変わらず70マイル/hと速いので、快調に飛ばして目的の陸橋に13時30分頃到着。
到着時にはジレット方面に向かう追い越したのとは別の石炭列車が通過中だった。
駐車に手間取りこの列車の撮影には間に合わなかったが、追い越した列車が来るだろうから焦らずに待つことにしよう。
走り去る列車を遠くに見ていると、先のRozetのヤード入り口のあたりでしばらく停車しているようだ。

陸橋上で待機していると先ほど通過した列車とは入れ違いに東行きの列車が来るので、そちらも撮影。
多少曇っているためあまりパッとしない写真になるが、晴れてもしんどいので一長一短ではある。

東行きの列車が去った後は追い抜いている西のジレット方面の列車が来るはずだが、待っても中々来ない。
地図を見た限り途中で分岐する線はなさそうなので、いずれこちらに向かってくるとは思うがあまりにも時間がかかりすぎているような気がする。
とりあえず立ち続けているのも面倒なので、一度車に戻り車内で待つことにしよう。

どんどん時間は過ぎていくがその後は全く動きは無くなってしまった。
14時30分頃保守用車両が東側から近づいてきていたが、ライトの色が貨物列車とは異なっていたため、自動車かと思い接近に気がつくのが遅れた。
撮影ポイントまで戻る頃には、通り過ぎてしまっていたが、保線作業で列車が止まっているらしいので、まだしばらくここで粘ることにしよう。
保線車両が西のRozetのヤードに入ってしばらくした15時頃、やっと東側から列車がやってきた。
今回は3重連のBNSF一般貨物列車だが、不思議なことに3両目の機関車は初めて見るCanadian Pacificの車両が連結されていた。
列車の通過速度が遅かったことからすぐさま車で追いかけて、Rozetのヤード入り口に先回りすることにしよう。
列車の方も信号待ちなのか途中で止まってしまったので、余裕を持って追い越すことができた。
Rozetの踏切近くに車を止めて到着する列車の写真を撮るが、周りのロケーションは地面がごちゃごちゃしていてあまり良くないので、たいした写真にはならなかった。

その後は50号線を西に向かうが、50号線に沿ったヤードには数キロにわたり機関車が連結されて留置されている。
ほとんどがエグゼクティブ塗装か古いヘリテイジ塗装の機関車ばかりなので休車か廃車といった感じだが、あまりにもすごい数に圧倒される。
 
その後Wyodakから90号線には入り、16時前にはモーテルに戻ってきた。
 














 
 しばらく部屋で休憩していたが風邪気味なのか少し熱があるような気がする。
動けなくなる前に食料を調達すべく、昨日に引き続きウォルマートに買い物に行くことにする。
昨日は店内の写真も撮らなかったかったが、せっかくなので多少は撮っておくことにしよう。

特にアイスとピザ売り場はすごい数の冷凍ケースが並べられていたのが圧巻だし、アイスはバケツみたいな容器のサイズのものまである。
牛乳も容器のサイズは日本とはまるで異なり、やはりこちらはスケールが違うと驚かされる。
店内の主なところをさらっと見たら、サラダとサンドウィッチを購入してモーテルに引き上げることにしよう。

部屋で食事をとっていると何やら寒気がしてきている。
昨日に引き続き風邪薬を飲んで早く寝てしまうことにしよう。